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アイルランド・ダブリンへ語学留学し、ロンドンに引っ越しをしたエディターでライターのハマコさん=仮名=が、現地の人々とのふれあいなどをリポートする「33歳、海外留学します!」。今回はロンドンの語学学校の設備やサービスについてつづります。
◇ラウンジは交流場としてにぎわう人気スポット
一般的に語学学校のアクティビティーについては、たくさん宣伝されると思うのですが、校舎の中にどんな設備やサービスがあるかは、通い始めるまで分かりにくいもの。今回はその一例として、私が通った語学学校の設備やサービスなどを紹介します。
語学学校には、朝から夕方までオープンしている食堂と、共用パソコンが数台備えてある小さなラウンジがあります。食堂はパートの女性が毎日働いていて、アットホームな雰囲気。コーヒーは1.5ポンド、紅茶は80セントと安いのでよく利用し、夕方空いているタイミングに顔を出すとドリンク代をちょっとだけ安くしてくれることも。女性とも仲良くなることができました。
ラウンジは生徒同士が交流する場としていつも人気。特にランチ前は待ち合わせの生徒でにぎわっていて、二つしかないソファは常に早い者勝ち状態です。
◇自習をする生徒のためのサービス 手続きカウンターも活用
自習をしたい生徒向けのサービスもあります。副教材を有料でコピーしてくれるサービスのほか、さまざまな出版社のテキストや辞書がそろう書棚は、いつでも自由に利用できます。また不定期でしたが、古いテキストなどが無料でもらえることも。古くても役に立つものが多く、私も文法の練習問題のため、2度ほどテキストをもらいました。
また申し込み手続きや生徒の相談を受け付けるカウンターもあります。この場所は通学初日の手続きやプレイスメントテスト(レベル分けのテスト)、携帯電話のSIMカードを得るためなど、足を運ぶことが多い場所です。
私はこのカウンターでのやり取りが、スピーキング練習に効果があると感じており、行く時はどこかワクワクします。フレンドリーなスタッフの男性と冗談を言い合うなどして、授業とは違う実生活の英会話を学べる場です。
◇教室は大小さまざま 受講コースや入校タイミングで決まる
語学学校の規模はやや大きめ。15以上の教室があり、小さい部屋で13席ほど、大きい部屋だと20席以上あります。どの教室になるかは受講コースや生徒数、タイミングによって自動的に割り当てられます。
暖房設備は完備されていますが、日当たりが悪かったため北側の教室は年中、寒く感じられました。私は午後のクラスが寒い教室になってしまったので、いつもセントラルヒーティングで暖かくなるポジションを定位置にしていました。
<プロフィル>
ハマコ(仮名)。1980年生まれ。大学時代に短期留学を経験したものの、その後は英語と無縁の生活に。東京で会社勤めをした後、フリーランスのエディター、ライターに転身。インタビューの仕事の魅力にはまり、「もっと多くの人と直接会話をしたい! 海外の人にもインタビューしたい」とアイルランド・ダブリンへ留学。ダブリンの学校を修了した後、ロンドンへ引っ越した。