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アイルランド・ダブリンへ語学留学し、ロンドンに引っ越しをしたエディターでライターのハマコさん=仮名=が、現地の人々とのふれあいなどをリポートする「33歳、海外留学します!」。今回はロンドンでよく勉強をしていたカフェついてつづります。
◇セルフスタディーは居心地のいいカフェで
放課後や週末、のんきに観光ばかりをしていられないのが社会人留学。いえ、してもいいとは思いますが、私の場合は「時間を大切にしなきゃ」と常にプレッシャーを感じていました。たまにプレッシャーのせいで疲れていたので、よくないなと思っていたのですが、性格なのか、プレッシャーを止めることはできませんでした。
そんな私が、放課後や週末に、セルフスタディーの場所として利用していたのは、主にカフェ。自宅では気が緩んでしまうため、外で勉強をするようにしていました。人の気配に囲まれていた方が、適度に緊張感を保てるのかもしれません。
◇勉強に“理想的”なカフェとは
カフェといっても、どこでもいいわけではなく、私なりに三つの基準がありました。一つ目はWiFiが使えること。英単語の意味を調べたり例文検索をしたりする時に、iPhoneアプリの辞書とオンライン英語辞書「Weblio」をメインに使っていたので、ネット環境は最重要ポイントです。幸いロンドンのほとんどのカフェがFree WiFiを完備しているので、この点は、あまり困ることがありませんでした。
二つ目は、トイレがあること。日本で暮らしているとカフェにトイレがないということは、ほぼないと思いますが、ロンドンは、まれにお客さん用のトイレがないことがにあり、びっくりさせれられました。ぎりぎりまで我慢をして席を立ったのに「No Toilet」と言われ愕然(がくぜん)とした経験が……。表面上は平静に装いましたが、内心は「大人になってまさかのおもらし!?」と大パニック。近くにある別のカフェに駆け込んだ思い出があります。
どうしてトイレのないカフェがあるのかというと、おそらくトイレだけを目的に出入りする人がいたからだと思います。特に観光地にある飲食店だと、意外とそういう人を見かけることがありました。何か買うなりすればいいのに、堂々とトイレだけ借りてすっと立ち去るんです。個人的によくない印象を受けました。
◇客層もカフェ選びのポイントに
そして三つ目は、日本語が聞こえてこないという点。ロンドンには日本人が頻繁に訪れるカフェもあり、私は、近くで日本語が聞こえてくると、無意識に理解できてしまうため、集中力をそがれてしまう傾向にありました。
できればイングリッシュスピーカーの多いカフェが理想的。会話をちらほら耳にすることができるからです。盗み聞きはよくないとわかっているのですが、真横でビジネスミーティングなどをされると、ついつい、「リスニング練習になる!」と耳をそばだてることもありました。
<プロフィル>
ハマコ(仮名)。1980年生まれ。大学時代に短期留学を経験したものの、その後は英語と無縁の生活に。東京で会社勤めをした後、フリーランスのエディター、ライターに転身。インタビューの仕事の魅力にはまり、「もっと多くの人と直接会話をしたい! 海外の人にもインタビューしたい」とアイルランド・ダブリンへ留学。ダブリンの学校を修了した後、ロンドンへ引っ越した。