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黒木瞳:初監督作品の主題歌に竹内まりやの名曲

 歌手の竹内まりやさんが2012年に発表した「いのちの歌」が、女優の黒木瞳さんの初監督作品となる映画「嫌な女」(6月25日公開)の主題歌に決まった。竹内さんは「(黒木さんの)初監督作品の主題歌に、私の『いのちの歌』を起用していただけた光栄に、心から感謝を申し上げます」とメッセージを寄せている。

 「嫌な女」は、桂望実さんの小説が原作。女優の吉田羊さんと木村佳乃さんがダブル主演を務める。木村さん演じる男をその気にさせる天性の詐欺師・夏子と、吉田さん演じる遠縁でまじめ一徹の弁護士・徹子の対照的な2人の女性が向き合い、人生をかみ締める姿を描く。脚本は、映画「小野寺の弟・小野寺の姉」やNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(2016年度上期放送予定)の西田征史さんが担当する。

 「いのちの歌」は、竹内さんが12年1月25日に発売したシングル。NHK連続テレビ小説「だんだん」で主演の三倉茉奈・佳奈姉妹が歌った曲が原曲で、ドラマ「開拓者たち」(NHKBSプレミアム)の主題歌にも採用された。

 竹内さんのことを「憧れの女性」だという黒木さんは、映画化が決定した時に竹内さんの曲を使いたかったとし、「いのちの歌」については「人生の応援歌」と話し、採用した理由については「この歌こそが作品が目指した先にある“すべて”だったからです」とコメントしている。

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