アクセサリーから陶器、エキゾチックな雑貨を扱うお店が並ぶマーケットが有名なロンドンのコヴェント・ガーデン
アイルランド・ダブリンへ語学留学し、ロンドンに引っ越しをしたエディターでライターのハマコさん=仮名=が、現地の人々とのふれあいなどをリポートする「33歳、海外留学します!」。今回はダブリン、ロンドンのスキンケア事情についてつづります。
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◇「洗顔後すぐにクリーム」に驚き
「環境を合わせるのではなく、環境に合わせる」というのが私のスタイルです。日本を出発した際、日用品も服も化粧品も、手持ちがなくなったら現地調達しようと考えていました。出発時は修行僧のような心境で「自分を鍛えにいくんだ。雑念は排除。排除!」という感じだったので、ショッピング欲なども一切湧きませんでした。
ただ、一つだけ環境に合わせることに戸惑いを感じたことがありました。それはスキンケアで「化粧水を使わない」ということ。ダブリンに住みはじめて3週間ほどたった頃、愛用していた化粧水がなくなったため、友人と2人でドラッグストアへ行ったのですが「Face Lotion(フェースローション)」と書いた商品がどこを探しても見当たらないのです。クリームやジェル、ボディー用ローションは見つかるものの、顔用の液状のモノがありませんでした。
そして店員さんに顔用のローションがどこにあるのか尋ねると「顔にローションは使わないですよ」という答えが返ってきたのです。この時、私は初めて、ダブリンの女性たちは洗顔後、すぐにクリームを塗るのだという事実を知りました。「化粧水あり」の人生を長年、生きてきた私にとっては衝撃……! 特に私は、メークよりスキンケア重視。なかでも化粧水選びには、かなりこだわりを持っていたので、思わず「Are you sure?(本当に?)」と聞いてしまいそうになりました。とはいえ、ないものはない。結局クリームだけを購入してお店を出たのです。
◇肌も環境に適応? 化粧水なしでも乾燥トラブルなし
その日の夜から、これまで「化粧水なし」の生活です。ロンドンに引っ越して以降も、化粧水を見つけることができなかったため「化粧水なし」を継続。
日本にいたときは、ずっと化粧水+クリームとダブル使いをしていたので、初めての夜は、クリームのみのスキンケアに、とても不安を感じました。「翌朝、肌がかさかさになっていたらどうしよう……」とちょっと厚めに塗ってみたりもしたのですが、結局は気休め。違和感を抱えたまま眠りにつきました。
翌朝、私の肌はどうなったでしょうか。触ってみてびっくり。何の変化もなかったんです! 内側が乾いている感覚もなし。乾燥トラブルを感じることはめったにありません。最近は「もしかして肌も環境に適応した……?」と感じています。
<プロフィル>
ハマコ(仮名)。1980年生まれ。大学時代に短期留学を経験したものの、その後は英語と無縁の生活に。東京で会社勤めをした後、フリーランスのエディター、ライターに転身。インタビューの仕事の魅力にはまり、「もっと多くの人と直接会話をしたい! 海外の人にもインタビューしたい」とアイルランド・ダブリンへ留学。ダブリンの学校を修了した後、ロンドンへ引っ越した。
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