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プリンスやレッド・ツェッペリンなど名だたる大物たちがライブを行ったロンドンの「O2アリーナ」
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33歳、海外留学します!:第47回 ロンドンで働く日本女性に聞く 資格の勉強や飲みニケーションも

 アイルランド・ダブリンへ語学留学し、ロンドンに引っ越しをしたエディターでライターのハマコさん=仮名=が、現地の人々とのふれあいなどをリポートする「33歳、海外留学します!」。今回はロンドンに住むある日本女性の仕事環境についてつづります。

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 ◇日本企業の支社で働く30代女性

 ロンドンで何人かのビジネスウーマンに出会いました。その中で最初に話を聞いたのは、日本企業のロンドン支社で働く日本人。私と同じ年で、1年前に英国で結婚したため、ロンドンで働くことにしたという女性です。

 社員は4人という小規模な事務所で、同じフロアに別の会社の事務所もあるというオープンスペース。「1人1人にかかる責任の重さが大変。アットホームな雰囲気で居心地はいい」と話してくれました。

 ◇業務時間内に資格取得の勉強も

 仕事の環境で、私が一番うらやましいと思ったのが、業務に役立つ資格ならば、会社が取得に対して全面的にバックアップしてくれること。対策講座費用と受験料を出してくれるだけでなく、繁忙期以外は、業務時間内でも勉強をすることを許してくれるといいます。

 なんてフレキシブル! 私は会社に行く前にカフェで勉強をしていたので、驚きました。ロンドンにあるすべての企業が同じではないと思いますが、東京に住んでいるとき、あまりそういった話を聞いたことがありませんでした。

 ◇バーで飲みニケーション 目的はリフレッシュ

 彼女のボスはアイリッシュで、とても部下思い。私も会って話をしましたが、情熱的で明るい性格にすぐに魅了されました。会社の外でのコミュニケーションも大切にしていて、たまに社員4人全員でバーに行く機会を作ってくれるのだそうです。

 日本人には賛否両論のある“飲みニケーション”ですが、この会社の場合は日本の飲み会にあるイメージとは違うカジュアルなスタイル。「リフレッシュを一緒にしましょう」という目的だと聞きました。私は飲み会でグチを聞くのが苦手だったので、こういうボスとなら、毎回一緒に飲みに行きたいなあと強く感じました。

 <プロフィル>

 ハマコ(仮名)。1980年生まれ。大学時代に短期留学を経験したものの、その後は英語と無縁の生活に。東京で会社勤めをした後、フリーランスのエディター、ライターに転身。インタビューの仕事の魅力にはまり、「もっと多くの人と直接会話をしたい! 海外の人にもインタビューしたい」とアイルランド・ダブリンへ留学。ダブリンの学校を修了した後、ロンドンへ引っ越した。

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