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映画「ラ・ラ・ランド」のワンシーン (C)2017 Summit Entertainment,LLC. All Rights Reserved.
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今週シネマ:24、25日公開の映画 「ラ・ラ・ランド」「きょうのキラ君」…話題作が続々

 今週末に公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。24日には、映画「セッション」(2014年)のデイミアン・チャゼル監督の最新作で、27日(日本時間)に発表される第89回米アカデミー賞では最多13部門14ノミネートされている話題作「ラ・ラ・ランド」が公開。25日には、俳優の中川大志さんと飯豊まりえさんが共演し、人気少女マンガを実写化した「きょうのキラ君」(川村泰祐監督)が公開される。

 「ラ・ラ・ランド」は、現代の米ロサンゼルスを舞台に、恋に落ちた男女2人がそれぞれの夢を追いかける姿を描き、歌、音楽、ダンス、ストーリー、すべてにおいてオリジナル、しかもミュージカル映画という野心作となっている。主演のライアン・ゴズリングさんとヒロイン役のエマ・ストーンさんが歌い、踊る姿はもとより、予定調和ではない展開と意表を突く仕掛けに魅了される。「セッション」の鬼教官役でアカデミー賞助演男優賞に輝いたJ.K.シモンズさんもバーの店長役で出演。3カ月間に及ぶ猛特訓の末、代役なしでこなしたというゴズリングさんのピアノ演奏も必聴だ。

 「きょうのキラ君」は、みきもと凜さんが11~14年に「別冊フレンド」(講談社)で連載した少女マンガが原作。他人と関わることが苦手な“ニノ”こと岡村ニノン(飯豊さん)が、学校で誰もが憧れる人気者“キラ”こと吉良ゆいじ(中川さん)のある秘密を知ったことで、2人の仲は急接近。人生で初めて恋に落ちたニノは、重大な秘密を抱えたキラを笑顔にしようと、戸惑いながらも奮闘する。知らない男と仲よく話していたニノを、キラが「さっきの男って誰?」と言いながら、教室のカーテンの裏に引き寄せてキスをする“胸キュン”シーン「カーテンの刑」も話題に。

 そのほか、俳優の生田斗真さんが主演し、「かもめ食堂」(06年)の荻上直子監督が手がけた「彼らが本気で編むときは、」、1978年に公開された劇場版アニメ「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」をモチーフにした新シリーズ「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第一章」(羽原信義監督)、アニメ「デジモンアドベンチャー」シリーズの新作「デジモンアドベンチャー tri.」の第4章「喪失」(元永慶太郎監督)が25日から公開される。

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