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注目映画紹介:「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」山崎賢人主演 スタンドバトルが激アツ!

 マンガ家・荒木飛呂彦さんの人気マンガシリーズ「ジョジョの奇妙な冒険」を実写化した映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」(三池崇史監督)が4日から新宿バルト9(東京都新宿区)ほかで公開される。「ジョジョの奇妙な冒険」は、1986年にマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まった人気マンガで、今作は第4部「ダイヤモンドは砕けない」を実写映画化。日本・杜王町を舞台に、ジョセフ・ジョースターの隠し子・東方仗助(山崎賢人さん)が、親友の広瀬康一(神木隆之介さん)やおいの空条承太郎(伊勢谷友介さん)らと、奇妙な事件の裏に潜むスタンド使い(特殊能力者)たちとの戦いを描く。

 豊かな自然に囲まれた町・杜王町では、変死事件など奇妙な事件が続発していた。街に暮らす高校生・東方仗助は、髪形はリーゼントだが温厚な性格で、「スタンド」という特殊能力を持っている。ある日、コンビニ強盗に遭遇した仗助は、スタンドを使って事件を解決する。しかし、裏で糸を引いていたシリアルキラーのアンジェロこと片桐安十郎(山田孝之さん)に目をつけられてしまう。そして、仗助の前に空条承太郎と名乗る男が現れ……というストーリー。小松菜奈さん、岡田将生さん、新田真剣佑さんらも出演している。

 昨年の製作発表の時点から話題だった今作が、いよいよ公開されるわけだが、仗助の「クレイジー・ダイヤモンド」や承太郎の「スタープラチナ」など、スタンドの映像表現の完成度はかなり高い。動きのぬるっと感や躍動感などのCGはハリウッドにも引けを取らないといっていい。スタンド使い同士のド派手で華麗なアクションには思わずテンションが上がるだろう。不思議な街並みを再現するため、撮影はスペインのカタルーニャ地方で行われたが、世界観と見事にマッチしていて、美しい街並みも見どころだ。登場人物の奇抜な風貌や髪形は、実写で見ると少しファニーに見えてしまう部分もあるが、再現度はかなり高く、実写版ならではのジョジョが確かにそこにいた。(遠藤政樹/フリーライター)

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