劇場版アニメ「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の場面カット (C)2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会
今週公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。18日には、女優の広瀬すずさんがヒロインの声を担当した劇場版アニメ「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」(新房昭之総監督)が公開。19日には、「EXILE TRIBE」によるプロジェクト「HiGH&LOW」の映画「HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY」(久保茂昭監督、中茎強監督)、SFアクション映画「ダイバージェント FINAL」(ロベルト・シュベンケ監督)が公開される。
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「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」は、「Love Letter」(1995年)などで知られる岩井俊二監督が手がけた名作ドラマが原作。アニメ化にあたっては、映画「モテキ」(2011年)などの大根仁さんが脚本を手がけ、アニメ「化物語」「魔法少女まどか☆マギカ」などで知られる新房昭之さんが総監督を務めた。中学校のクラスメートたちが花火大会を前に「打ち上げ花火は横から見たら丸いのか?」と盛り上がっている中、クラスのアイドル、なずなは母親の再婚のため転校することになった。なずなに思いを寄せる典道は、なずなから「かけおち」に誘われ、時間が巻き戻る不思議な体験をする……という内容。広瀬さんがなずな、菅田将暉さんが声優初挑戦で典道の声を担当し、典道の親友の祐介を声優の宮野真守さん、なずなの母を女優の松たか子さんが演じている。
「HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY」は、「山王連合会」「White Rascals」など五つのチームが拮抗(きっこう)するSWORD地区を舞台に、男たちの壮絶な戦いや仲間との友情、絆などを描いてきた「HiGH&LOW」の劇場版最新作。悪名高きスカウト集団「DOUBT」のリーダー・林蘭丸(中村蒼さん)が帰還し、武闘派集団「プリズンギャング」の手を借りて、SWORD地区の支配をもくろむ。一方、「雨宮兄弟」の長兄・尊龍(斎藤工さん)が命と引き換えに手に入れたUSBメモリーには、反社会組織「九龍グループ」のカジノ建設計画の全貌が入っていた。次男の雅貴(TAKAHIROさん)と三男の広斗(登坂広臣さん)は陰謀を暴くため、USBメモリーを「ムゲン」の琥珀(AKIRAさん)と九十九(青柳翔さん)に託す……というストーリー。
「ダイバージェント FINAL」は、米作家ベロニカ・ロスさんの小説を映画化。2014年公開の第1作、15年公開の第2作と合わせて、今作は3部作を締めくくる完結編となる。「無欲」「平和」「高潔」「勇敢」「博学」の五つの派閥に分けられ管理されていた社会体制がクーデターによって崩壊し、シカゴは生まれ変わるかに見えた。しかし、新たな支配者イブリン(ナオミ・ワッツさん)は相変わらず、人々がフェンスの外に出ることを拒み、前体制の関係者を次々と処刑していた。フェンスの外の世界に“未来”を見た、いずれの派閥にも属さない「異端者(ダイバージェント)」のトリス(シャイリーン・ウッドリーさん)は、恋人フォー(テオ・ジェームズさん)や、兄ケイレブ(アンセル・エルゴートさん)らと脱出作戦を決行する……というストーリーが展開。
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