「北斎ミステリー~幕末美術秘話もう一人の北斎を追え~」の会見に登場した内田恭子さん
フリーキャスターの内田恭子さんが13日、東京都内で開かれたBS11の開局10周年特別番組「北斎ミステリー~幕末美術秘話 もう一人の北斎を追え~」(12月9日午後8時)の会見に和装で登場した。内田さんは浮世絵画家の葛飾北斎がデザインした柄「北斎柄」で紫色の着物姿に白い帯を締め、ロングヘアを高めの位置でまとめた、しっとりと落ち着いた大人の着こなしだった。
「北斎ミステリー」は、天才絵師・北斎を取り上げる番組。北斎が、当時の江戸幕府が鎖国して海外の情報が著しく制約されていたにもかかわらず西洋絵画の技法を取り入れている謎や、父に匹敵する才能を持つといわれる北斎の娘・お栄に焦点を当てる。内田さんは同番組のナビゲーターとして出演する。北斎は浮世絵や春画など生涯で約3万点の作品を生み出したが、その中に着物の柄の見本帳も残しており、デザイナーとしての才能があったことも知られている。