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映画「スマホを落としただけなのに」の場面写真 (C)2018映画「スマホを落としただけなのに」製作委員会
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映画「スマホを落としただけなのに」の場面写真 (C)2018映画「スマホを落としただけなのに」製作委員会

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今週シネマ:2、3日公開の映画「スマホを落としただけなのに」「ヴェノム」「宇宙戦艦ヤマト2202」第6章…話題作が続々

 今週公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。2日に女優の北川景子さん主演の映画「スマホを落としただけなのに」(中田秀夫監督)、女優の黒木華さんと俳優の野村周平さんがダブル主演の映画「ビブリア古書堂の事件手帖」(三島有紀子監督)、ダークヒーロー・ヴェノムの誕生を描くマーベル最新作「ヴェノム」(ルーベン・フライシャー監督)、人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」の最新作「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」の第6章「回生篇」(羽原信義監督)が公開。3日には、俳優の志尊淳さん主演の映画「走れ!T校バスケット部」(古澤健監督)が公開される。

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 「スマホを落としただけなのに」は、2017年「このミステリーがすごい!」大賞の“隠し玉”作品(=ベストセラーの可能性がある作品)になった志駕晃さんの同名小説が原作。派遣社員の稲葉麻美(北川さん)は、恋人の富田誠(田中圭さん)がスマホを落としたことをきっかけに、覚えのないメールの送信やSNSのなりすましなどに遭遇し、そこから思いもよらない大事件に巻き込まれていくという、ミステリー作品。

 「走れ!T校バスケット部」は、連戦連敗の雑草バスケ部の奮闘を描いた松崎洋さんの同名ベストセラー小説が原作。志尊さん演じる田所陽一がバスケ部の仲間たちと共に成長していく姿を描いた青春ストーリー。高校1年生ながら強豪・白瑞(はくすい)高校バスケ部のエースとして活躍する陽一は、親友をいじめから救ったことで自分自身が標的になってしまう。二度とバスケはしないと誓い、T校(多田野高校)に転入すると、バスケ部の新たな仲間たちと出会い、再び活動することを決意。弱小バスケ部とともに、因縁の白瑞高校と対決する……というストーリー。

 「ビブリア古書堂の事件手帖」は、三上延さんの人気ミステリー小説を、「繕い裁つ人」(15年)や「幼な子われらに生まれ」(17年)で知られる三島監督が映画化。極度の人見知りだが、ひとたび本を手にすると人が変わったように饒舌(じょうぜつ)になる黒木さん演じる篠川栞子と、過去のある出来事から活字恐怖症になった野村さん演じる五浦大輔が、古書にまつわる秘密を解き明かしていくミステリー作だ。

 「ヴェノム」は、スパイダーマンの最大の宿敵で、悪の魅力あふれるダークヒーロー・ヴェノムの誕生を描く。正義感の強い敏腕記者エディ・ブロック(トム・ハーディさん)は、人体実験で死者を出しているというライフ財団を追っていたが、無謀な取材をして会社をクビになってしまう。自暴自棄になったエディは、真相を暴くために研究所への侵入を試みると、「シンビオート」と呼ばれる地球外生命体を発見。接触すると、シンビオートはエディの体に寄生、「ヴェノム」として名乗りを上げる……というストーリー。

 「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」は、12~14年に劇場上映、テレビ放送された「宇宙戦艦ヤマト2199」の続編。第6章「回生篇」は、ヤマトが沈み、波動砲艦隊も壊滅的な打撃を受けた。強大なガトランティスを前になすすべもない中、新たな艦・銀河が出撃。かつて地球と戦ったガミラスの大艦隊がその脇を固めることになる……という展開。銀河の活躍や沈んでしまったヤマトがどうなるのかが見どころとなる。

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