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ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」の第8話に出演する俳優の小池徹平さん(C)TBS
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ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」の第8話に出演する俳優の小池徹平さん(C)TBS

小池徹平:「大恋愛」怪演、結婚、ウエンツへの思いも…「転機」の今年語る

 ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」(TBS系、金曜午後10時)の第2章のキーマンとして出演する俳優の小池徹平さん(32)の“怪演”が話題だ。小池さんは、戸田恵梨香さん演じる尚と、ムロツヨシさん演じる真司に近づく松尾公平役で、SNSでは「怖すぎ」「嫌悪感がすごい」「大嫌い」など大反響を呼び、その演技力に注目が集まっている。先日、女優の永夏子(はる・なつこ)さんとの結婚も発表し、公私共に実りある1年となった小池さんに、今の思いや、元「WaT(ワット)」の相方で現在留学中のウエンツ瑛士さんについて聞いた。

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 ◇2018年は「ものすごく変化がある年」

 2018年について「ものすごく変化がある年」と振り返った小池さん。今年は、2年ぶりに再演となったミュージカル「1789 -バスティーユの恋人たち-」(帝国劇場・梅田芸術劇場・博多座)にダブルキャストで主演。連ドラでは「大恋愛」をはじめ、「コンフィデンスマンJP」(フジテレビ系)などに出演し、映画では「食べる女」「覚悟はいいかそこの女子。」に出演した。

 小池さんは、「舞台(1789)は、半年間がっつりやったのは、すごく大変でしたけど、なんだかんだ楽しんでやっていましたし、本当に転機でした」と振り返る。「それこそね、今年、ウエンツもイギリスに行きましたし、一番動きが大きかったんじゃないですかね。こういう年もすごくいいなと思いました」と、かつて男性デュオ「WaT」でコンビを組み、10月から英国へ留学中のウエンツさんについて話す。

 自身のブログで、ウエンツさんを「良き仲間であり、最高の相方」と表現していたこともあった小池さんは、「互いに頑張っていて、場所が違うだけ。(留学期間の)1年半、彼は向こうで得られるもの、僕はこっちで得られるもの、もちろん全然違います。でも絶対、何かしらお互い経験を踏んでいるので、すごく帰ってくるのが楽しみですし、行く前みたいに普通に飯でも行くんじゃないですか」とウエンツさんへの思いを明かす。

 ◇「大恋愛」の“怪演”に「すごい」の声

 私生活では「3年ほど前から交際していた」という永さんとの結婚を発表した。人生の大きな節目を迎え、役者・小池徹平に変化があったかどうかを聞いてみると、「一つの家庭を持つことだったり、自分の中でもっと引き締めて頑張っていこうという中では、役者としても、何でも経験しているほうが、感じ方、考え方って、想像よりもはるかに広がりやすいですし、より次のステージというか、役の幅が広げられるようにという、すごくプラスな意味で考えています」と明かした。

 「大恋愛」は、若年性アルツハイマーを患う医師の北澤尚と、尚を支える元小説家・間宮真司の10年にわたる切ない純愛物語。小池さん演じる公平は、尚と同じ病気を患う青年で、病気が分かった途端に妻に去られ、生きがいである保育士の仕事も失いそうになっており、孤独な療養生活を送っていたという役どころ。

 23日放送の第7話では、尚のスピーチ時のハウリングが公平の仕業だったことが明らかになり、SNSでは「あの可愛い顔が気持ち悪く感じる…すげえ小池徹平」「小池徹平さんが嫌いになりそう。それくらい凄(すご)い演技だと思う」といった声が上がった。小池さんがゲップをする場面もあり、「汚い食べ方とゲップで嫌悪感マックス」などの声も。小池さんは「ムカつくような芝居を目指してやっていたので、一番の褒め言葉と受け止めています」と笑顔を見せる。

 役者としての目標については、「今回みたいにこんなすてきな役をいただいて、今までにない感想をいただいて。ずっとこういう、(自身の)イメージにない、ちょっと怖かったり、何が何だか分からない役をやりたいなあと本当に思っていたから、これがまた一つの自分の別ジャンルとして、幅が広がっていけたら」と前向きに語った。

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