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女優の戸田恵梨香さん主演で、俳優のムロツヨシさんとの共演も話題の連続ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」(TBS系、金曜午後10時)。14日放送の第10話(15分拡大スペシャル)が最終回となり、戸田さん演じる尚とムロさん演じる真司の10年間の愛の物語が完結する。最終回を前に、これまでのストーリーを振り返る。
ドラマは、若年性アルツハイマーを患う医師の北澤尚(戸田さん)と、尚を支える恋人の元小説家・間宮真司(ムロさん)の10年にわたる切ない純愛物語。「セカンドバージン」(NHK総合)などで知られる脚本家の大石静さんが手がけるオリジナル作品。ムロさんは、本格ラブストーリーの連続ドラマに出演するのは初めてだった。
◇第2章は小池徹平の“怪演”が話題に
第1章では、2人の出会いから始まり、病気の発覚、別れなどを経て、尚と真司が結婚するまでが描かれた。SNSでは、「最終回かと思う終わり方!」「よかった。 泣いた」などの反響があった。
第6話からは、第2章のキーマンとして、小池徹平さん演じる松尾公平が登場。新居に引っ越し、新生活を始めた尚と真司は、ある日、病院で公平と出会う。若年性アルツハイマー病患者である公平は、病気が発覚した途端、妻に去られ、生きがいである仕事も失いそうになっていた。一見、子供好きで、笑顔が爽やかな好青年の公平だったが、その裏に深い闇を隠し持っていた……。
そんな中、尚は元婚約者の医師・侑市(松岡昌宏さん)の勧めもあり、自身の病気について大学で発表することに。しかし、大学での講演を始めようとした尚が突然倒れ、意識を失ってしまう。そして、講演会に参加していた公平が、真司になりすまし、尚にキスをする……という展開で、「小池徹平がやばすぎて恐怖」「ホラー」など、小池さんの“怪演”ぶりに反響があった。
第7話では、真司が病室に駆けつけると、意識がもうろうとした尚と公平がキスをしており、尚は真司を認識していない。真司は、大事な時に一緒に居られなかったと悔やむ。翌朝、尚はキスも、真司を認識できなかったことも覚えていない。真司は公平を問い詰めて警告し、小説の続編を書く決心もする。
尚は、症状が改善したら子を産みたいと侑市に相談するが、帰宅するとそんな話をしたことも忘れてしまっていた……。尚の病気のことで、これまであまり弱さを見せてこなかった真司が、感情を全面に出して涙する場面があり、「真司が泣き崩れるところが号泣でした」などの声が上がった。
第8話では、病状が徐々に進行する尚は、悩み抜いた末に真司との子を産むことを決意。産婦人科医の尚は、身ごもるための戦略を実行し、幸せな日々を送っていた。一方、侑市は、診察に訪れた公平に尚のスピーチ時の映像を見せ、ほかの患者に危害を加えるならほかの医師を紹介すると注意するが、公平は承知しない……。
そんな中、尚は真司とケンカをし、家を飛び出す。家の前で待っていた公平は、尚の後をつけ、睡眠薬入りのコーヒーを手渡す……。眠ったふりをしていた尚が、公平に「あなたを恨まない、恨んだところで忘れちゃうんだから」など思いを伝えると、公平が「忘れたくないことも、たくさんあるのにな……」とつぶやき去って行くという展開で、SNSでは「最終回までになんとか公平の幸せな姿を入れてほしい」といった声も上がっていた。
◇家族が増え、幸せな日々 しかし、尚は家を出て行き…
7日放送の第9話から、最終章に突入。努力が報われて尚が妊娠する。真司は妊娠を大喜びし、2人で「尚は妊娠中」という紙を家中に貼って回る。そんな中、侑市は薫にプロポーズし、2人は結婚。侑市は、尚の元婚約者から、尚と真司の義理の父となり……。公式サイトでも、「1話の間で妊娠、出産、お宮参り、(真司の作品の)『もう一度、第一章から』がベストセラーに、新居に引っ越し……と4年以上の時間経過、という、かつてないほどの展開の速さでした」と紹介されていたが、その展開の早さに驚く声もあった。
ラストは、「しんじさま、ありがとうございました。尚」と書いた置き手紙を残して、尚が家を出て行く……という場面で、「号泣」「涙なしでは見られなかった……!」などの反響があった。果たして、尚は一体どこに向かったのか。そして、2人が再び笑い合えることはあるのか……。最終回まで目が離せない。