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女優の観月ありささんが19日、東京都内で開かれた手塚治虫の未完マンガが原作の舞台「悪魔と天使」の製作発表会に登場。作品のタイトルにかけて「夫に天使的、悪魔的なことをしたことは?」と聞かれた観月さんは、「天使的なことはしたことがないですね。(今月は)誕生日だったので、彼は天使のように振る舞ってくれましたが、私はお返しできてない気がします」と明かした。
夫の天使的な振る舞いについて、観月さんは「食事会をしてくれたりしましたし、生まれ年のワインを用意してくれたりしました」とのろけていた。観月さんは、2015年に建設関連会社社長の青山光司さんと結婚している。
舞台で主演として、精霊の悪魔キキモラと海江田沙月役の2役を演じる観月さんは「ブラック・ジャック、鉄腕アトム、ジャングル大帝……。手塚さんの作品は小さいころから見ていた。今回の舞台が皆さんの心に残れば」とアピールしていた。
発表会には、白石隼也さん、黒川智花さん、「Lead」の鍵本輝さん、「SOLIDEMO」の向山毅さんと木全寛幸さん、「DISH//」の矢部昌暉さん、佐藤B作さん、高島礼子さんも出席した。
「悪魔と天使」は、未完のマンガ「ダスト8」が原作。「ダスト8」は1972年に「週刊少年サンデー」(小学館)に連載された「ダスト18」が基になっており、当初は18人分のエピソードを予定していたが、全集刊行時に8人分の「ダスト8」のタイトルで収録された。同作の舞台化は初めて。手塚の「生誕90年記念」作品となる。
舞台版は、豪華列車トワイライトエキスプレス号が事故に遭い、奇跡的に生還した8人の人生を描く……というストーリー。2019年1月19日~2月3日にKAAT神奈川芸術劇場(横浜市中区)、同2月9、10日に梅田芸術劇場(大阪市北区)、同3月1~3日に御園座(名古屋市中区)で上演する。