今週のイケメン：松坂桃李が初恋の思い出に苦笑い　佐藤健がドラクエ声優に　伊藤健太郎は「ZIP！」レギュラー　後編

　1週間のイケメン有名人の話題を紹介する「今週のイケメン」。今回（4月2～8日）は、松坂桃李さんが主演連続ドラマの会見に登場した話題、佐藤健さんが劇場版アニメの声優を務めるニュース、伊藤健太郎さんが日本テレビの情報番組「ZIP！」にレギュラー出演するニュースなどが注目された。前後編で取り上げる。

　松坂さんは8日、東京都内で行われた16日スタートの主演連続ドラマ「パーフェクトワールド」（カンテレ・フジテレビ系、火曜午後9時）の会見に登場。同作の内容にちなみ、初恋の思い出を聞かれた松坂さんは「中2のときに、自分から告白をして初めて付き合ってくれた人がいたのですが、ある日、先輩のヤンキーから『俺の女にちょっかい出しているらしいな』って言われて。どうやら、彼女が別れていなかったみたいで。8人ぐらいに囲まれて、勝てないなって思いました」と苦笑いを見せた。

　松坂さんは、連ドラで純粋なラブストーリーに初挑戦することについて「台本を読んでいて胸のあたりがモゾモゾして、こそばゆいというか『キャー』とか……」と照れ笑い。事故に遭い、脊髄（せきずい）損傷で下半身不随になり、車椅子で生活をする建築士・鮎川樹を演じることについては「車椅子の役は初めてで。自分が生活している目線と違うって改めて気付かされました。雨のシーンで、坂道でブレーキをかけられず怖い思いをしました」と苦労も語った。

　ドラマは、2014年から女性向けマンガ誌「Kiss」（講談社）で有賀リエさんが連載中のマンガが原作。鮎川樹と、樹が初恋をした川奈つぐみ（山本美月さん）とのラブストーリーを描く。初回は20分拡大版。

　佐藤さんが、人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズの「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」（1992年発売）のストーリーを原案にした劇場版アニメ「ドラゴンクエスト　ユア・ストーリー」（山崎貴総監督、8月2日公開）の主人公リュカの声優を務めることが4日、明らかになった。

　佐藤さんは「主人公の声を務めさせていただくということで責任重大なわけですが、どうなのでしょう、不安です。しかし佐藤なんかに任せてらんねえよという方にもぜひこの映画を見に来ていただきたいのです。なぜならこの物語の主人公は僕が演じた“リュカ”ではなく、紛れもなく今の時代を生きる“あなた”なのですから」とコメントしている。

　ほかに俳優の山田孝之さんが、リュカの父・パパスの声優を担当。有村架純さん、波瑠さん、坂口健太郎さん、ケンドーコバヤシさん、安田顕さん、古田新太さん、松尾スズキさん、山寺宏一さん、井浦新さん、賀来千香子さん、吉田鋼太郎さんが声優として出演することも発表された。

　同作は、「ドラゴンクエスト」シリーズ初の3DCGアニメ。「ALWAYS 三丁目の夕日」「永遠の0」などで知られる山崎さんが総監督、脚本を担当し、八木竜一さんと花房真さんが監督を担当。「ドラクエ」の“生みの親”堀井雄二さんが原作・監修を務め、シリーズの音楽を手がけてきたすぎやまこういちさんの楽曲を使用する。

　伊藤さんが、5日の放送から日本テレビの情報番組「ZIP！」にレギュラー出演することが4日、分かった。1日1本映画を見るほど大の映画好きという伊藤さんが、新コーナー「伊藤健太郎のZIP！シネマ」で、自ら選び抜いた作品をおすすめする。毎週金曜午前7時台の後半に放送。

　伊藤さんは「小さいころから映画を見て育ったので、映画は生活の一部です。好きなジャンルの作品はもちろん、普段自分ではなかなか観ないものまで幅広く新作映画をお届けできるのが今から楽しみです！　週末何を見に行こうか、番組を見て参考にしていただけたらうれしいです！！」とコメントしている。