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1週間のイケメン有名人の話題を紹介する「今週のイケメン」。今回(5月14~20日)は、岡田健史さんが主演するドラマのビジュアルが公開された話題、2020年に放送されるNHKの大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」で主人公・明智光秀を演じる長谷川博己さんが光秀の菩提(ぼだい)寺を訪れた話題などが注目された。前後編で取り上げる。
18年10~12月に放送された連続ドラマ「中学聖日記」(TBS系)で有村架純さん演じる主人公に恋をする中学生、黒岩晶を演じて話題となった岡田さんが初主演するスぺシャルドラマ「博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?」(FBS福岡放送)のビジュアルが16日、公開された。公開されたのは、岡田さんが演じる主人公の男子高校生・東京(あずま・みやこ)のビジュアルで、岡田さんがワイシャツにネクタイという制服姿で、首にイヤホンをかけ、ワイシャツの袖をまくっている。
ドラマは、新島秋一さんが秋田書店のマンガサイト「マンガクロス」で連載中の同名マンガが原作。岡田さんは「今作品は多面的に原作のいいところは取り入れながら、とらわれないようにスタッフの方々が熟考して作り上げています。さて、今回はビジュアル解禁ということですが、これも原作に沿ったワイシャツにネクタイとシンプルで締まった衣装となっており、他にも劇中に登場してくる衣装もあります。その中で、京の福岡に対する思い、葛藤、心情を見ていただけたらと思っています。では、次の情報解禁まで。東京より」とコメントを寄せている。
また、女優の長見玲亜さんが東京のクラスメートの下町子(した・まちこ)を演じることも発表された。下町子は、東京生まれの下町っ子で、京とは小学生時代からの腐れ縁という役どころだ。
ドラマは、岡田さんの地元である福岡県のFBS福岡放送の開局50周年記念スぺシャルドラマとして制作。東京で暮らす主人公の男子高校生・東京と、福岡・博多から転校してきた幼なじみの博多乃(はかたの)どん子が織りなすラブコメディー。岡田さんと同じく福岡出身で「女子高生ミスコン2017-2018」でグランプリを受賞した福田愛依(めい)さんがヒロインの博多乃どん子を演じる。
7月19日午後7時にFBS福岡放送で放送。同局は「全国的な展開を目指し鋭意準備中!」としている。
長谷川さんが20日、滋賀県大津市にある西教寺を訪問した。西教寺は明智光秀の菩提寺で、一族の墓の前で手を合わせ、光秀直筆の書状を目の当たりにした長谷川さんは「今日拝見した明智光秀の書状から、光秀の字から繊細さがすごく伝わってきました。明智光秀については、まだハッキリとした正体はつかめないところがありますが、今日ここに来て、書状などを見せていただき、何か少し近づけたなという気がしました」と語った。
昨年の夏にも西教寺で墓参りしたという長谷川さんは「今回また西教寺に来ることになり、明智光秀に呼ばれたんだなと思います」と話し、「お墓参りでは『私が明智光秀をやらせていただきます、よろしいでしょうか』とお伝えしまして、きっと許してくださるのではないかなと思います。『必ず良いものにします』と念を込めました」と明かした。
さらに「大津はとてもすてきなところだなと思います。光秀にとっては、出世の出発点だったところと聞いています。ここでお参りができたということは、すごく幸先の良いスタートだなと思いました」と手応えを感じた様子。これから始まる撮影に向けては「明智光秀を演じることがとても楽しみで、今からすごく興奮しているのですが、できるだけ平常心で、あまりまだ作り込まず、自分を空の状態にして、お墓参りなどしていろんなことを経験して、少しずつその容器を埋めていければいいなと思っています」と気持ちを新たにしていた。
「麒麟がくる」は、1991年放送の「太平記」を手がけた池端俊策さんによるオリジナルで、大河ドラマの原点に戻り、戦国初期の群雄割拠の戦乱のなか、各地の英傑たちが天下を狙って、命をかけ愛をかけて戦う、戦国のビギニングにして「一大叙事詩」になる。2020年1月スタートを予定。