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今週のイケメン:福士蒼汰が連ドラ主演で禁断の恋 斎藤工主演のSPドラマ今秋放送 山崎賢人主演作も 後編

 1週間のイケメン有名人の話題を紹介する「今週のイケメン」。今回(7月30日~8月5日)は、福士蒼汰さんが主演する連続ドラマが10月から放送される話題、斎藤工さん主演のスペシャルドラマが今秋放送される話題、山崎賢人さんが土屋太鳳さんとダブル主演を務める映像作品が2020年から配信される話題などが注目された。前後編で取り上げる。

 福士さんが、10月から放送される連続ドラマ「4分間のマリーゴールド」(TBS系、金曜午後10時)で主演することが8月5日、分かった。福士さんが同局の連続ドラマの主演を務めるのは初めてで、福士さんと初共演となる女優の菜々緒さんも出演。福士さん演じる主人公の救急救命士・花巻みことと、菜々緒さん演じる余命1年の義姉・沙羅との禁断の恋を描く。

 ドラマは、キリエさんの同名マンガが原作。みことは、手を重ねた人の“最期の瞬間”が見えるという特殊な能力を持ち、父の再婚相手の連れ子である義姉・沙羅にひそかに思いを寄せていた。ある日、沙羅が28歳の誕生日にこの世を去る運命を見てしまう。残酷な運命を変えようと苦悩しながら、胸に秘めた沙羅への思いは抑えきれなくなり……という内容。

 出演オファーを受け、原作をすぐに読んだという福士さんは「ラブストーリーの名作はたくさんありますが、そのどれにも負けないくらいとても感動できる作品。原作を読んで涙し、台本を読んでまた泣きました」とコメント。「手を重ねた人の“死の運命”が見える」というフィクションの要素はあるものの、「物語はとてもリアルで新しいラブストーリー」と話し、「切ないラブストーリーとしての側面を通して、『生』と『死』についても深く考えられる作品になっていると思うので、涙覚悟でぜひご覧ください」と話している。

 斎藤さん主演のスペシャルドラマ「最上の命医 2019」(テレビ東京系)が今秋放送されることが3日、分かった。斎藤さんが小児外科医・西條命を演じて2011年に放送された連続ドラマ「最上の命医」のスペシャル版の第3弾で、誘拐や脱獄、病院テロといった、シリーズ史上最悪の極限状態で、命が最難関オペに挑む。

 「最上の命医」は、橋口たかしさんの医療マンガが原作。自ら病に侵されながらも、消えそうな小さな生命に極限まで向き合う小児外科医・命の活躍を描いてきた。2016、17年にもスペシャルドラマが放送された。

 今作は、房総の田舎町の診療所で臨時医師として働いている命が、チョークをかじる異食行動の女児・中園柚をケアする一方、手術不可能と診断された男児をオペで救うために東房総医療センターから協力要請を受ける。そんな中、房総刑務所に服役していた佐久間耕作が脱獄したというニュースが世間を騒がす。そして柚が突然姿を消してしまい……と展開する。

 斎藤さんは「2年前に撮影が終わった時に、やり尽くしたという思いはありましたが、脚本家の方が変わり、新たな角度でこういう展開があるのかという題材の作品になったと思います」とコメント。「今回の物語は、悲しさを含みつつも、医療ドラマという以上に、実は家族の物語として少し違う角度にメスを入れているんじゃないかなと思っています」と話している。

 山崎さんと土屋さんが、動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」のオリジナルシリーズとして制作される映像作品「今際(いまわ)の国のアリス」でダブル主演を務めることが5日、分かった。2020年に全世界190カ国で配信される。

 麻生羽呂(はろ)さんのマンガが原作で、廃虚と化した渋谷を舞台に、山崎さん演じる有栖良平(アリス)たちが、一歩誤れば命を奪われる「げぇむ」に挑むサバイバルサスペンス。土屋さんは、「げぇむ」の会場でアリスと出会うヒロインで驚異の身体能力を持つ宇佐木柚葉(ウサギ)を演じる。山崎さんと土屋さんが共演するのは4度目で、山崎さんが主演した映画「キングダム」などの佐藤信介監督がメガホンをとる。

 山崎さんは「世界レベルの大規模な日本のコンテンツを作ろうという企画にとても引かれ、しかも佐藤監督とまたこうして大きな作品に挑戦できるということで出演を決意しました」とコメント。「この作品は精神的にも体力的にもとても苦しい撮影になると思いますが、共に大変な時期を乗り越えてきた土屋太鳳ちゃんと今、また一緒に頑張れることをうれしく思っています」と語った。

 ※注:山崎賢人さんの「崎」は立つ崎(たつさき)

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