劇場版アニメ「二ノ国」でコトナとアーシャ姫の二役の声優を務めた永野芽郁さん
女優の永野芽郁さんが、8月23日に公開される劇場版アニメ「二ノ国」(百瀬義行監督)でアニメの声優に初挑戦。しかも天真らんまんで憎めない性格のコトナと心優しく芯の強いアーシャ姫の2役を演じ分けている。女優として活躍する永野さんに、気になるファッションアイテムや美容で気を使っていること、「二ノ国」の登場人物になぞらえて好きな男性のタイプなどについて聞いた。
◇シャツはカジュアルにもフォーマルにも着られる
2009年に芸能活動を開始した永野さんは、2010年にモデルデビュー。今年4月にファッション誌「Seventeen」(集英社)の専属モデルを卒業するまで、同誌の看板として活躍してきた。そんな永野さんが現在、一番気になるファッションアイテムは「シャツ」だという。「ちょっと形が変わったシャツ。今日着ているのもそうなんですけど、可愛いなと思って」と楽しそうに語り始めた。
「襟が二重になっているとか、袖が長いとか。色はなんでもいいんですけど、王道で白がやっぱり可愛いかな、と思います。シャツは、着くずし方もいろいろできるし、カジュアルにもフォーマルにもで着られるので、便利だなと思っています」と語る。
◇芽郁流日焼け対策は…
美容で気を使ったいることは、季節柄「日焼け」だという。「夏なので日焼けはしないようにしないとと思っています。対策としては外を歩かない(笑い)。あんまり思い切り日に当たらないようにしようと思っています」と特別なことではなく、普段からできることを心がけている。
健康については「ジムに行っています。週1回は絶対に行くようにしているんですけど、行けるならば週2、3回くらいがいいペースだなと思っています」と語った。
◇ユウとハル、どちらがタイプ?
「二ノ国」は、冷静沈着で車椅子のユウ(山崎賢人さん)、バスケ部の人気者のハル(新田真剣佑さん)、ハルの彼女コトナ(永野さん)の3人は幼なじみ。ある日、突然襲われたコトナを助けようとしたユウとハルは、現実世界と並行する魔法世界「二ノ国」へ引き込まれる。そこは命がつながった“もう一人の自分”がいる世界だった。次第にユウはコトナにそっくりなアーシャ姫(永野さん、2役)に引かれていく。しかし、そこには「コトナの命を救うにはアーシャの命を奪わなければいけない」という残酷なルールがあった……というストーリー。
永野さんが声を担当したコトナとアーシャ姫を巡るユウとハルの恋模様も描かれるが、永野さん自身はユウとハルのどちらがタイプ?と聞くと、「ユウかな。ユウは、内側は多分熱い人だと思うんですけど、それを見せずに、平和主義者というか、できるだけ穏やかにその場が円滑に回るようにする人なので、一緒にいられたら、付き合えたら、精神的に楽だと思うし、穏やかに過ごせそうですよね」と思いをはせる。
ハルのように熱さが全面に出ている人も「会話している中で『この人、こういうところに熱くなるんだ』と発見できるのも面白そうだなと思います」と話していた。
次回は、「二ノ国」での声の演技の苦労や自身の声の印象、女優の仕事について聞く。
<プロフィル>
ながの・めい 1999年生まれ、東京都出身。2009年に映画デビュー。2015年に映画「俺物語!!」でヒロインに抜てきされ、2017年の「ひるなかの流星」で映画初主演。2018年にNHK連続テレビ小説「半分、青い。」のヒロインとして注目を集め、連続ドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」や映画「君は月夜に光り輝く」など話題作に出演している。