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吉岡里帆:女優業への覚悟「一生続けられるものなら続けたい」 メークや髪形も提案 新境地へ

映画「見えない目撃者」について語った吉岡里帆さん

映画「見えない目撃者」について語った吉岡里帆さん

 9月20日に公開された映画「見えない目撃者」(森淳一監督)で、目の見えない元警察官・浜中なつめを演じる女優の吉岡里帆さん。“甘いもの断ち”して、ジムに通い筋トレに励み、吉岡さんにとっての「新しいジャンル」のアクションに挑戦した。そんな吉岡さんに、女優業の醍醐味(だいごみ)や健康で気を付けていること、好きなファッションアイテムほか、10年後の未来像、女性が輝き続ける秘訣(ひけつ)などについて聞いた。

 ◇女優業の醍醐味は

 吉岡さんは今回、日焼け止めとファンデーションだけの、ほぼノーメークで役に臨んだ。そこには、「この作品に自分を全部注ぎ込みたいと思いましたし、周りからどう見られるかということは大事じゃない。作品をいかに成立させるかが一番の目標」という女優としての覚悟があった。ヒロインの内面を表現するために、ヘアスタイルの提案もしたという。

 吉岡さんが今作で演じるのは、視力を失った元警察官の浜中なつめだ。警察学校時代のなつめの髪はショートだが、視力を失ってからは前髪を伸ばしている。それは、美容室に行く気力が湧かないほど、なつめが負った心の傷の深さを物語るもので、吉岡さん自身が提案したという。撮影は“現在”パートのあと、警察学校時代の回想シーンを撮ったため、「伸ばしっぱなしでボサボサだった髪を切ったときは、すごくすっとしました」と語る。

 そんな吉岡さんに、女優という仕事の醍醐味を聞くと、「一つの作品は、とてもたくさんの人の、技術と思いの上で生まれます。私はその一つの過程に過ぎませんが、全員がすごい熱量をかけて面白い作品を生み出す、(女優の醍醐味は)やっぱり、そこに尽きると思います」と答えた。その上で、「大勢で一つのものを作っていく。その中の一人であるという自負が、自分に自信を持たせてくれるのだと思います。こんなにすてきな人たちの一員になれているという瞬間が味わえて、すごく幸せな仕事だと実感しています」と語り、「一生続けられるものなら続けたいです」と言い切った。

 ◇撮影終了後「めちゃくちゃおいしかった」のは…

 今回の撮影ではアクションをこなすことから、それに必要な筋肉を付けるため、「たんぱく質をできるだけとり、脂肪になりやすいものはとらないよう気を付けていた」という吉岡さん。そのため、撮影から解放されたときは、「甘いものがめちゃくちゃおいしく感じた記憶があります(笑い)」と打ち明ける。

 普段の生活では外食が多くなりがちなため、バランスの良い食事を心掛けている。とりわけ、「動物性たんぱく質をとり過ぎると、それはそれで体に負担があると聞いたので、植物性のたんぱく質をとる」ようにしているという。

 運動面では「今回の撮影中ほどハードなことはしていませんが……」といいつつ、今でも週に1日のペースでジムへ行くようにしているという。

 ◇「攻めた色」を買ったものの…

 演じるなつめは、セーターにパンツ、カーキ色のコートにグレーのマフラーといった、ラフで地味な格好を好んで着ている。一方、吉岡さんの日ごろのファッションの基本は、「(撮影)現場に行くのが楽で、デザインもおしゃれ」なこと。好きなアイテムは「ワンピース」だそうだが、「黒などモノトーンの色が多い」ことから、「もうちょっとお出かけ用のお洋服とか色を楽しみたい」とも思っている。

 このインタビューの少し前には、「普段は絶対着ない」ような、明るいピンク色のロング丈のワンピースを買ったそうで、「結構、攻めた色を買っちゃいました(笑い)。でも、やっぱり着る機会がないんですよね。着た方がいいとは思うんですけど、ついつい暗めの服を選んでしまいます」と苦笑交じりに明かす。

 ◇10年後目指すのは

 休日は、舞台を見たり、友達と食事に出かけたり、好きなアンティークの雑貨や家具のお店を開拓したりしている。長い休みがとれたら、「旅行したいですね」と言いつつ、「京都にある実家に帰って、ゆっくり京都で過ごしたいですね」と笑顔で語る。ちなみに、関心を抱いているのはエジプトのピラミッド。共演した俳優がエジプトに行き、その体験を聞いて興味が湧いたといい、「見てみたいですね」と興味津々の様子だった。

 以前のインタビューで、10年後の未来像を聞いたときには、「結婚し、子供を産み、家庭を持ちたい」と話していた吉岡さん。今回も同様の質問をすると、「今もそう思います」とした上で、「役者業も続けられるなら続けたいと思います」と話す。

 そして、「今、一緒に仕事をしている方もそうですし、今回(の映画で)出会ったスタッフさんもそうですし、年々、すてきな人たちとお仕事ができている感覚があるので、そういう人たちと10年後も継続して仕事ができていたら一番すてきだなと思います」と話す。

 10年後までに具体的にやってみたいことは「英会話」。「仕事で海外に行くたびに必ず、英語が話せたらいいなと思って帰って来るんですけど、何日かたつともう忘れているから(笑い)、10年後までには英語がペラペラに話せていたいです」と思いを新たにしていた。

 ◇輝き続けるために

 60代、70代になっても輝き続けるための秘訣があるとしたら?と聞くと、「今、筋トレをしていて思うんですけど、好奇心を持って鍛えていく……。自分の得意なものを増やしていくことを重ねていけば、それが集大成されて、すてきな60代、70代を迎えられるのではないかと思います」と答えた吉岡さん。

 吉岡さん自身、2018年公開の映画「音量を上げろタコ! なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」で、初めてギターに挑戦。今回も、初めてアクションに挑んだ。それだけに、「ギターを弾いて楽しかったですし、できることが増えることは自信につながります。何歳から始めても遅いことはないと思うので、いくつになっても興味のあることに、怖がらず、積極的に挑戦していきたいです」と力強く語った。

 映画「見えない目撃者」は、3年前、自らの過失による事故で視力と弟を失い、警察を依願退職した浜中なつめ(吉岡さん)が、自動車と高校生・国崎春馬(高杉真宙さん)の接触事故に遭遇。その際、車の中から聞こえた、少女の助けを求める声に事件性を嗅ぎ取り、その少女の行方を追い始めるというストーリー。ほかに大倉孝二さん、浅香航大さん、國村隼さん、松田美由紀さん、田口トモロヲさんらが出演している。

 <プロフィル>

 よしおか・りほ 1993年1月15日生まれ、京都府出身。京都在住のころから小劇場の舞台に立ち、自主映画にも参加。NHK連続テレビ小説「あさが来た」(2015~16年)で注目を集める。主な映画出演作に「音量を上げろタコ! なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」(2018年)、「パラレルワールド・ラブストーリー」「ホットギミック ガールミーツボーイ」(共に2019年)などがある。

 (取材・文・撮影/りんたいこ)

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