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お笑いコンビ「さまぁ~ず」が出演する人気バラエティー番組「モヤモヤさまぁ~ず2(モヤさま)」(テレビ東京系、日曜午後6時半)の4代目アシスタントに抜てきされた同局新人の田中瞳アナウンサー(23)。ハワイで“ニセ番組”の収録中に、アシスタント就任をサプライズ発表されて以来、番組ロケを重ねており、「ちょっとずつ、素のままのスタンスでいいんだなって思い始めた感じがします」と自身の変化を話す。自身を「ポジティブ」と分析する田中アナに、アナウンサーを志したきっかけや、ストレス解消法などを聞いた。
◇泳ぐと「一番リラックス」
田中アナは、1996(平成8)年9月16日生まれ、東京都出身。2019年に同局に入社。成城大学時代には、ニュース番組「NEWS ZERO」(日本テレビ系)のお天気キャスターを務めていた。
番組では、「肝が据わっている平成8年生まれ」などとテロップで紹介。3代目アシスタントを務めた福田典子アナも、自身のインスタグラムで、田中アナについて、「ふわふわ系女子かと思いきや、肝が据わったしっかり系女子」「潔い感じが好き!」と表現していた。田中アナは、「確かに、肝が据わっているじゃないですけど、『22(歳)だよね? 自分』っていうぐらい落ち着いちゃっている部分があります」と笑う。
「あとは、ツボが浅くて、すぐ笑っちゃうんです。しっかりしているように見えるけど、抜けているよね、適当だよね、とか結構言われます」と自己紹介。性格については、「あんまりいろいろなことを気にしないタイプ」といい、「ポジティブ」だと自己分析している。
ブログでは、自身について「よく食べ、よく飲み、ちょっとしたことでもすぐにケラケラ笑います」と説明しているが、「ごはんはすっごい食べます! 好きな食べ物は焼き肉とかですかね。嫌いなものはパクチーぐらいです」と明かす。「社会人になって、おいしいものを食べることで大きなエネルギーになると実感するので、ごはんに時間とお金をかけようって。できるだけ適当にごはんを食べないようにしています」と話す。
ストレス解消法を聞くと、「最近は泳いでいたりとか。一番リラックスします」とにっこり。「時間があるときに、近くのプールにふらーっと行って、すいーって泳いで帰るみたいな感じです」と明かす。
◇就活では、伊藤Pが面接官!?
報道番組のお天気キャスターになったきっかけについて、「大学生活に何か爪痕を残したい、新しいことに挑戦したいと思ってオーディションを受けさせていただいた」と明かした田中アナ。「報道番組に携わって、ニュースを身近なものに感じられるように伝えられたらいいなと思い始めて、アナウンサーを意識するようになりました」とアナウンサーを志した理由を明かす。
実は、就職活動では、「モヤさま」を手がける伊藤隆行プロデューサーが偶然、面接官だったのだという。「1次面接では、ブース分けされて、空いたところから通されていくのですが、たまたまそこにいたのが伊藤Pで(笑い)。エントリーシートにはキャスターの経験は書いていなかったんですけど、『何か(芸能活動を)やっているんじゃない?』って聞かれて」と伊藤Pとのやりとりを明かす。
しかし、面接では手応えは感じられず、「(伊藤Pから)『変な人ですね。じゃまた』って言われて終わったんで、落ちた、って思って……」と振り返った田中アナ。その後、見事内定が決まり、伊藤Pに再会した際には、「『私、決まりました!』って言ったら、(伊藤Pは)『あっ、お前じゃん! よかったね、俺のおかげだよ』って言われました」と明かす。
◇「芯のあるブレない女性に」
内定後、テレビ東京に入社し、現在は「モヤさま」4代目アシスタントに就任。「(当時は現在の状況を)まったく想像していなかったので、まさかの展開ですね」と驚きを隠せない様子だ。そんな田中アナに「今、楽しいですか?」と聞いてみると、「楽しいです!」と即答。「新人だからっていうのもあるんですけど、やらせていただくことが毎回全部新しいですし、『モヤさま』ももちろん、毎回ちがう場所に行くので、新しいことの連続で、“慣れない”ということが楽しいです」と目を輝かせる。
9月に23歳の誕生日を迎え、「アナウンサーとしての立ち居振る舞いを忘れない、芯のあるブレない女性になりたいです」と話す。「まわりの反応とかにあまり影響されないように、ちゃんと『こうなりたい』という芯を貫いていたいです」と目標を語る。
そして、「モヤさま」の視聴者に向けて、「今まで先輩方が築きあげてこられた番組なので、急に新人が入ってきて、たぶん違和感を覚えずにはいられないと思うんですけど、番組と一緒に成長していけるように頑張りますので、長い目で見守ってください」と呼びかけていた。