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映画「ジェミニマン」の日本語吹き替え版で声優を務めた菅野美穂さん
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映画「ジェミニマン」の日本語吹き替え版で声優を務めた菅野美穂さん

菅野美穂:女性が輝く秘訣は「ポジティプシンキング」 10年後は「人生の折り返し地点…」

 女優の菅野美穂さんが、ウィル・スミスさん主演映画「ジェミニマン」(アン・リー監督)の日本語吹き替え版で声優を務めた。映画は、引退を決意した伝説のスナイパーであるヘンリー(スミスさん)が正体不明の暗殺者に狙われ、その正体が若き日の自分のクローンと知ったことで巻き込まれる騒動を描く。ヘンリーと共に謎の秘密機関“ジェミニ”に立ち向かう潜入捜査官のダニー(メアリー・エリザベス・ウィンステッドさん)の声を担当した菅野さんに、女性から見たダニーの印象や女性が輝く秘訣(ひけつ)、自身が想像する10年後などを聞いた。

 ◇ダニーは「立ち姿がりりしい」

 自身が演じたダニーについて、菅野さんは「立ち姿がりりしいというか、驚くときもおなかから驚いていて、腹が据わっている感じがする。女性らしいスパイだと、男の人は若くて可愛らしくてすてきな色気のある女性だと想像しちゃうかもしれないけど(笑い)。ダニーは真逆の女性像」と話し、「(服装も)パーカにデニムで素の自分でいられそう。ヘンリーもそこに安らぎを見いだしたのかなという気がします」と印象を語る。

 アニメでは声優の経験を持つ菅野さんだが、「アニメの方はせりふにニュアンスを乗せるというよりは、一音一音できっちりやる印象で、せりふというより歌っていう感じがしました。(実写映画の吹き替えの)今回の方がしゃべっている感じはしました」と収録を振り返る。

 女性としての輝きを放つダニーを演じる菅野さんに、女性が輝き続ける秘訣(ひけつ)を聞くと、「日常って大変だから、愚痴を言いたくなるときももちろんあるし、言わなきゃやっていられないときもあると思う」と言い、「嫌なことがあったときは楽しいことを考えられるようであると、ずっと生き生きしていられるのかなって。くさくさしちゃうとね」とポジティブに考えるようにしている。

 ◇「年の取り方を自分で選べる時代」と意識

 毎日、育児に仕事にと奮闘する菅野さんは健康面では、「食事と睡眠の大切さをすごく感じています」と実感を込めて話し、「いろいろ続かなくて(笑い)。40代、50代でも今はびっくりするぐらい若い方もいらっしゃって、年の取り方も自分で選べる時代。ゆくゆくは美白というかお肌のお手入れもしていきたいですけど、今は待ったなしで子供の世話があるので、『あとでやろう』って思っちゃいます(笑い)。でも、美容はやっぱり楽しいですよね」と笑顔を浮かべる。

 体を動かすことが好きという菅野さんは、「ジムに行ったりするとちょっとすっきりする。体を動かすと頭の中での切り替えができて、その後、いいんですよね。ヨガとかも好きです」と気分転換の方法を明かす。

 インタビュー中に“女性らしさ”の一つとして「赤い口紅」という言葉が菅野さんの口から出てきたが、「赤い口紅っていつ似合う色になるんだろうと思ったら、いつまでたっても似合わないんですよね。だから開き直って自分でつけるしかない」と楽しそうに笑った。

 ◇自分のクローンがいたら…

 今作は、最新技術を駆使して実現した現代のスミスさんと“23歳のウィル・スミス”の共演が話題の一つ。「ウィル・スミスさんには息子さん(ジェイデン・スミス)がいらっしゃるので、息子さんと共演もできるはず」と菅野さんは切り出し、「モーションキャプチャーを使ってデータを取り(デジタルで若いスミスさんを)作っている。さらにアクションもすごくて、まるでアニメのような動きをウィル・スミスがやっているというのがドキドキするので見てほしい」と見どころを熱い口調で語る。

 物語の重要な要素であるクローンについて、「クローンがいたら会ってみたいか」と質問すると、「いいことが2倍になるのかと思う半面、ケンカも2倍になるから、いいことないんじゃないかなって(笑い)」と回答。その理由を、「悪いところと悪いところがぶつかるから激しい。向こうが私のクローンだという認識がなければいいけど、向こうも分かっていたら、お互い手の内が分かるから面倒(笑い)」と笑う。

 そんな菅野さんに自身の10年後を想像してもらった。「年齢を重ねたら楽になるのかなとは思うけど、(10年後は)子供も思春期で大変かな。どうなっているんだろう……」と少し考え込み、「もうちょっと仕事の分量が増えているのかな。“人生100年時代”だと思うと(10年後が)やっと折り返し。この体力で100年ならいいですけど、体力が下がっていくと思うともっと運動していたいですね」と答えた。

 <プロフィル>

 かんの・みほ 1977年8月22日生まれ、埼玉県出身。1993年に女優デビュー。1995年にはNHK連続テレビ小説「走らんか!」の準主役に抜てきされる。1996年には「イグアナの娘」(テレビ朝日系)で主人公を演じ注目を集める。1997年の「君の手がささやいている」(テレビ朝日系)ではエランドール賞新人賞を受賞。NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」や「ひよっこ」にも出演。アニメ「ベイマックス ザ・シリーズ」で声優を務める。

 (インタビュー・文・撮影:遠藤政樹)

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