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2019年、大きな存在感を見せた冨永愛さん
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2019年、大きな存在感を見せた冨永愛さん

冨永愛:圧倒的な“本物感”で注目度アップ 「パリコレ学」「グランメゾン東京」で存在感

 2019年、10月期に放送された連続ドラマ「グランメゾン東京」(TBS系)に出演し、存在感を発揮したモデルの富永愛さん。17歳でニューヨークコレクションにデビューし、数々のショーを経験した世界的なモデルとして知られているが、「林先生の初耳学」(MBS、TBS系)の人気コーナー「アンミカ先生が教えるパリコレ学」出演時の的確な指導をはじめ、モデルとしての圧倒的な実力や“本物感”を見せつける機会も多かった。冨永さんについて詳しく知らなかった若年層や一般層にもその魅力が浸透、改めて注目された一年だった。

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◇パリコレ学、アルマーニのショー… モデルとしての“すごみ”見せつける

 昨年5月、東京国立博物館(東京都台東区)でイタリアのファッションブランド「ジョルジオ・アルマーニ」の初のクルーズコレクションが行われた。ショーのフィナーレを飾ったのが富永さんだった。イベントを伝える記事の反響は大きく、今年の他のイベントに出演した際のファッションを紹介する記事も、これまで以上に注目された。

 また、「アンミカ先生が教えるパリコレ学」にゲスト出演した際には、パリコレ挑戦を目指す学院生たちに説得力ある言葉を送り、学院生たちの隣を歩きながら的確なアドバイスでウオーキングを見違えるように改善させた。

 多くの視聴者が「冨永愛さんてやっぱすごすぎる。みんなが輝いてきた」「すごい!! 素人目にもみんな変わっていくのがわかる!!」と感嘆。ロングドレス姿で学院生の隣を歩く姿の美しさも相まって、「スーパーモデルな上に頭良いし観察力も優れてるんだなと感じた。ファンになってしまう」「本場を経験した人ってやっぱり違うなー」といった反響が広がった。

 これまでもバラエティー番組などに出演することはあったが、世界のトップレベルで活躍してきた富永さんのモデルとしての“すごみ”を、より多くの人たちが感じ、あるいは再認識し、注目度が上がったといえそうだ。

◇「グランメゾン東京」の演技に称賛の声 女優業に意欲も

 また、「グランメゾン東京」では、ゴールデン帯(午後7~10時)の連続ドラマに初出演。美食家(フーディー)で雑誌編集者のリンダ・真知子・リシャールを演じた富永さんの立ち姿や、食事をする姿は圧倒的に美しく、ドラマの終盤では主人公の尾花夏樹(木村拓哉さん)らと対立し、その“ラスボス感”も大きな話題になった。

 さらに、最終回ではリンダが、尾花(木村さん)や早見倫子(鈴木京香さん)たちのレストラン「グランメゾン東京」の料理を食べ、涙を流すシーンが描かれ、視聴者からは「リンダが冨永愛さんでよかった」「リンダさん(冨永愛さん)の演技力は圧巻だった」と、惜しみない称賛が送られた。

 ドラマの公式ツイッターによれば、富永さんは「美食家の役を演じるためにレストランで食べ方、所作を徹底的に勉強」したそうで、その演技には「木村拓哉さんも絶賛」だったという。SNS上には「本当に気品あるフランス在住一流フーディストに見えました」「冨永愛、ハマり役すぎる」「世界を股にかけて活躍してる人は違うね」「このドラマで冨永愛さんのファンになりました」といったコメントも多かった。

 12月に行われた「MOET&CHANDON CHRISTMAS POP-UP 2019」オープニングセレモニーで、富永さんは「地上波のドラマはすごくチャレンジングで勉強になった」と振り返り、「来年もぜひ機会があれば俳優の方をやりたいなと思えるくらい、すごくいいスタッフさん、キャストさんに恵まれました」とコメント。2019年は「新しいチャレンジがあって非常にやりがいのある1年だった」と充実の表情を見せていた。

 モデルとして、女優として、多くの人々を魅了し、新たなファンを獲得した冨永さん。2020年は、どんな活躍を見せてくれるのか、期待は高まるばかりだ。

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