映画「記憶屋 あなたを忘れない」で河合真希役を演じる芳根京子さん
女優の芳根京子さんが出演している映画「記憶屋 あなたを忘れない」(平川雄一朗監督)が1月17日から公開中だ。映画は人気グループ「Hey!Say!JUMP」の山田涼介さんが演じる主人公・吉森遼一が人の記憶と真実を巡って奔走する姿を描いた作品で、芳根さんは遼一の幼なじみの河合真希を演じる。多忙な日々を過ごす芳根さんに健康維持の秘訣やこだわりのファッション、女性が輝く秘訣(ひけつ)などを聞いた。
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◇ファッションはメンズも愛用
劇中で、明るく主人公の遼一に寄り添う大学生の真希を演じている芳根さん。好奇心の強さは自身と似ているといい、「真希はきっと、とりあえず(なんでも)やってみる。あの明るさに、自分と似たものを感じるときがありました」と役との共通点を語る。
劇中では、広島出身の真希を演じるため、広島弁のせりふにも挑戦。また、「カープ女子」という要素を加えるため、赤のニットなど、ファッションには“赤”を取り入れているのが特徴だ。取材の日も、赤と黒の手描き風の花のような模様があしらわれた白いワンピース姿で現れ、芳根さんは「赤を入れてみました。真希の名残りで(笑い)」と笑顔で語る。
自身は「オーバーサイズが好き」という芳根さん。「最近はメンズものを買うことが多いですね。今年買ったアウターもメンズ。大きめのブルゾンを買いました。キュッとなるのが好きじゃなくて、行きついた先がメンズという(笑い)」とこだわりを明かす。
◇健康維持の秘訣は…
現在、映画にドラマにと大活躍中。多忙な日々を送る中で、健康面ではどのようなケアを心掛けているのか。聞くと、「ぶらさがり健康器を買いました」という。「最近、ちょっとコートが掛かったりしていますが」と苦笑いを浮かべながらも、これから積極的に活用していくつもりだという。また、歩くことが好きで、「一駅ぐらいなら歩きますね。歩くことは苦じゃない。歩いて15分ぐらいの距離だったら、時間があれば歩こう、というタイプです」と明かす。
そんな芳根さんに、最後に女性が輝くための秘訣を聞いてみた。芳根さんは「自分にも言いたいけど」と前置きし、「自信がある女性って強いな、と思います。何か一つでも、自分の魅力でも特技でもなんでもいいので『これは自信あります』と言えることは、うらやましいな、カッコいいなと思いますね」と思いを語る。
芳根さん自身は「自分が自信を持てることを探したら『たこ焼きを作るのが早い』という結論になっちゃったから、ちょっと違うなって(笑い)」とおちゃめに笑い、「何かに自信を持っていることはいいな、と思う。『自信があります』と言えることが増えるといいな、と思っています」とポジティブに語ってくれた。
映画は累計50万部を超える織守きょうやさんの小説(角川ホラー文庫)が原作。遼一は年上の恋人・杏子(蓮佛美沙子さん)と幸せな日々を送っていたが、プロポーズをした翌日から連絡が取れなくなり、数日後に再会した杏子は遼一の記憶だけを失っていた。人の記憶を消せる「記憶屋」という人物がいることを知った遼一は、弁護士の高原(佐々木蔵之介さん)や真希らと杏子が記憶を失った原因を探す。その先には、彼らの運命を変える真実があった……というストーリー。 <プロフィル>
よしね・きょうこ。1997年2月28日生まれ、東京都出身。2013年に「ラスト・シンデレラ」(フジテレビ系)で女優デビューし、2014年放送のNHK連続テレビ小説「花子とアン」では、ヒロインの親友・蓮子(仲間由紀恵さん)の娘・富士子を演じた。2015年にTBS系ドラマ「表参道高校合唱部!」でドラマ初主演。2016年にNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」でヒロイン坂東すみれ役を務めた。映画「累ーかさねー」「散り椿」で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。
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