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1週間のイケメン有名人の話題を紹介する「今週のイケメン」。今回(3月3~9日)は、俳優の松坂桃李さん、吉沢亮さん、横浜流星さん、歌手で俳優の星野源さんがアカデミー賞授賞式に出席した話題などが注目された。前後編で取り上げる。
松坂さんらは3月6日、東京都内で開催された「第43回日本アカデミー賞」の授賞式に出席した。松坂さんは「新聞記者」(藤井道人監督)で最優秀主演男優賞に輝き、同作はダブル主演したシム・ウンギョンさんが最優秀主演女優賞、最優秀作品賞にも選ばれた。
現政権に不都合なニュースのコントロールを命じられた内閣情報調査室官僚・杉原を演じた松坂さんは「ハードルが高い役だなと思いましたが、ウンギョンさんと一緒にお芝居をすることができて最後まで駆け抜けることができました」と感謝し、「今日という日を糧に、また新たに作品の一部に自分がちゃんとなれるようにいけたら」と気持ちを新たにしていた。
吉沢さんは「キングダム」(佐藤信介監督)で最優秀助演男優賞に選ばれた。授賞式には吉沢さんをはじめ、優秀助演男優賞を受賞した6人の俳優が出席し、当日、最優秀賞が発表されたことから、吉沢さんは「去年、新人俳優賞でこの場に来させていただいて、今年は優秀助演男優賞ということでうれしい気持ちでいっぱいだったんですが、まさか最優秀をいただいてここでスピーチをすることになるとは思っていなかったので、少し緊張しています」と驚いた様子だった。
続けて「僕が優秀助演男優賞をもらい、最初に連絡をくれたのが、(キングダムの)主演の山崎賢人で、『次は続編で一緒に来ようぜ』と熱い話をしました」と明かし、「彼とお芝居をしたことによって、こうやって僕がいただける結果になったのかなと思っています」と感謝を述べた。
横浜さんは「愛唄-約束のナクヒト-」(川村泰祐監督)、「いなくなれ、群青」(柳明菜監督)、「チア男子!!」(風間太樹監督)で新人俳優賞を受賞した。「3作品を通してたくさんのことを得たんですが、それよりも自分の力不足を痛感し、正直まだこの賞は早いのではないかと思っています」と心境を吐露しつつ、「いただけたからにはこの賞に恥じないように心に残るようなすてきな作品を作っていけたらと思っていますし、またこの場に立てるよう日々精進したいと思います」と力強く語った。
星野さんは、「引っ越し大名!」(犬童一心監督)で話題賞の俳優部門に選出された。2014年の第37回で新人俳優賞を受賞している星野さんは「6年ぶりの主演作で、再びこの場に帰ってくることができました」と話し、「一般投票で決まるこの話題賞、映画ファンのみなさんの民意のようなものが反映された賞で、選んでいただけて本当にうれしいです」と喜んだ。「この作品は、日本人のアイデンティティーをもって、日本人だけのセンスをもって、日本人にしか作れないエンターテインメントを作ったと自負しています」と、作品への思いを明かした。
「第43回日本アカデミー賞」は、新型コロナウイルス感染予防の観点から、例年よりも規模を縮小して、観客の来場とマスコミの取材を中止。受賞者と関係者のみで開催された。最優秀助演女優賞は「キングダム」に出演した長澤まさみさんが受賞し、新人俳優賞は横浜さんのほか、岸井ゆきのさん、吉岡里帆さん、黒島結菜さん、鈴鹿央士さん、森崎ウィンさんが受賞した。