稲垣吾郎：「優雅に年を重ねる」アンバサダーに　男性で初　「大人女子のハートを持っている」

　稲垣吾郎さんが女性ファッション誌「GLOW（グロー）」（宝島社）と朝日新聞社の共同事業「Aging Gracefully（エイジンググレイスフリー）プロジェクト」の新アンバサダーに就任したことが4月23日、明らかになった。「優雅に年を重ねる」という加齢に対する新しい価値観を広めるプロジェクトで、男性がアンバサダーを務めるのは初めて。同日、朝日新聞全国版朝刊に、稲垣さんが登場するビジュアルが掲載された。 　 　同プロジェクトは2018年にスタート。これまで女優の吉田羊さん、タレントのYOUさん、女優の大塚寧々さんが務めた。プロジェクトの特設サイトでは、稲垣さんのインタビューや、広告ビジュアルのメーキング動画も公開されている。

　「GLOW」の大平洋子編集長は、加齢に対する新しい価値観を広めていくことについて「これは女性だけの問題ではないし、女性だけでは解決しないということが分かってきました」とコメント。同誌で「大人男子ライフ」と題した連載をもつ稲垣さんをアンバサダーに起用したことについて「大人女子のハートを持っている同世代の稲垣さんとなら、このプロジェクトを男女はもちろん、さらに多くの人とシェアしていけると期待しています」と話している。

　また朝日新聞社の前田育穂さんは「稲垣さんをアンバサダーに迎えた3年目のキーワードは『新しい大人』。働き方や暮らし方の変容を迫られる中、『新しい大人』の価値観や、目指すべき社会のあり方を、多くの方や企業の皆さまと考え、発信していきます」としている。