ドラマ「東京ラブストーリー」に出演する伊藤健太郎さん（C）柴門ふみ／小学館 フジテレビジョン

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東京ラブストーリー：カンチ役・伊藤健太郎「振り回されたって何言われたって好き」　自身はリカが好み？

2020年04月28日　09:00

　女優の鈴木保奈美さんと俳優の織田裕二さんが共演し、1991年に放送されたフジテレビの大ヒットドラマ「東京ラブストーリー」が、約29年ぶりに現代版（全11話）として再ドラマ化され、フジテレビの動画配信サービス「FOD（エフオーディー）」と「Amazon Prime Video」で4月29日から配信される。永尾完治（カンチ）役の伊藤健太郎さんが、見どころなどを語った。

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　「東京ラブストーリー」は、「家族の食卓」「あすなろ白書」を手掛けた柴門ふみさんのマンガが原作で、米国に住んでいた経験を持ち、自由気ままに生き、恋愛にも真っすぐな赤名リカが主人公。明るく情熱的な赤名リカ、リカに好意を寄せられる素直で優しいが優柔不断な永尾完治、完治の高校の同級生で女たらしの医学生・三上健一、完治の高校の同級生・関口さとみらが織りなすラブストーリー。伊藤さんのほか、赤名リカ役で石橋静河さん、三上健一役で清原翔さん、関口さとみ役で石井杏奈さんが出演する。

　伊藤さんは「前作が放送されている当時は生まれてもいなかった」と話しつつ、「そんな僕らでも知っている作品だったので、令和版の主人公として出演させてもらえることは素直にうれしかった」とカンチ役のオファーを受けた際の思いを語った。オファー後には前作ドラマを見たと言い、「ファッション一つにしろ、時代背景にしろ全部違ったけどリンクしている部分もあるので演じていてすごく楽しめました」と語った。

　王道の恋愛作品への出演は今回が初めてだという伊藤さん。「本当に大変に感じました」と撮影を振り返り、「他のジャンルももちろん大変さはありますが、体力的な部分ではなく精神的な部分、喜んだり悲しんだり怒ったりの感情の起伏が大変でした。さっき喜んでいたと思ったら次は泣かなきゃいけないとか、めくるめくシーンを撮影しないといけない難しさは恋愛モノならではだと感じました」とその苦労を語った。

　また、特に印象に残っているシーンとして「三上の家から見える景色」を挙げ、「三十数階の部屋のバルコニーからの景色を4人で見るシーンがあるんですが、それが印象に残っています。東京ラブストーリーって感じがしました」と明かした。

　ドラマに登場するリカとさとみのうち、自身はどちらに引かれるかを聞かれると、伊藤さんはリカと回答。「カンチはなんであんなに振り回されてるんだろう？と思うかもしれませんが、振り回されたって何言われたって好きなんですよ。えっ？て思うことも含めて性格が好き」とリカのキャラクターについて語った。

　最後は「前作のファンの方もいると思いますが、フラットな感情で見てくれると、すごくうれしいです。今なかなか外に出られない中でも、僕ら4人の恋愛模様を見てドキドキしたりワクワクしてもらえたらと思うので、ぜひ楽しみにしてください」とアピールした。

　同ドラマは4月29日午前0時に配信スタート。毎週水曜午前0時に最新話が配信される。

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