(左から)稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さん
1週間のイケメン有名人の話題を紹介する「今週のイケメン」。今回(4月21~27日)は、稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんによる「新しい地図」と、ダンス・ボーカルグループ「AAA(トリプル・エー)」の“Nissy”こと西島隆弘さんが新型コロナウイルスへの対策支援のため寄付を行った話題、新人の奥平大兼(だいけん)さんがスクリーンデビューするニュースなどが注目された。前後編で取り上げる。
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稲垣さん、草なぎさん、香取さんによる「新しい地図」が4月27日、日本財団との基金「LOVE POCKET FUND」(愛のポケット基金)の設立を発表した。新型コロナウイルスの治療にあたる医療従事者やその家族への支援、一人親感染家庭の児童預かりなどの支援も行い、「新しい地図」から3000万円を寄付する。
同基金は当初、「生きにくさ」を抱える女性や子供への支援、高齢者・地方創生に関する支援のための基金として発表する予定だったが、新型コロナウイルスの感染が拡大したことで、まずは新型コロナ対策に取り組むことになった。支援先や支援内容については「LOVE POCKET FUND」の公式ホームページで随時、発表される。
稲垣さんは「事態が収束し、一日も早く全ての人々が穏やかな暮らしを取り戻せることを祈って。これからも一緒に頑張っていきましょう」とコメント。草なぎさんは同基金を通じて「つらい思いをされている方、悲しみや苦しみの中にある方に一緒に寄り添っていけたらと思います」とし、「今、僕らのために頑張ってくださっている方々に、みなさんの愛を届けます。上を向いて一緒に、頑張りましょう!」と呼びかけている。
西島さんが、新型コロナウイルスへの対策支援として、医療機関「国立国際医療研究センター」に1000万円を寄付したことが25日、明らかになった。西島さんは「身内に医療従事者がおり、過酷な医療現場を身近に感じております」と寄付に至った理由を明かし、「引き続き不要不急の外出は自粛しましょう。そういった行動を一人一人が行うことも支援の一つとなるはずです」と呼びかけた。
西島さんは、2011年の東日本大震災時の被災地支援のほか、2019年はオーストラリアで起きた大規模森林火災に対する寄付や、台風15号で甚大な被害を受けた千葉県への復興支援など、ボランティア活動に精力的に取り組み、今回の新型コロナウイルス感染拡大に関しても、SNSを通じて早くから「Stay Home」を呼びかけていた。
また、ストレスや不安を抱える人々へ向けて「少しでも気が楽になってくれたらうれしいです。一緒に乗り越えましょう」というコメントと共に楽曲「僕にできること」を投稿し、反響を呼んでいる。
奥平さんが、女優の長澤まさみさん主演の映画「MOTHER マザー」(大森立嗣監督、2020年初夏公開予定)で、長澤さん演じる主人公・秋子の息子役に抜てきされたことが27日、明らかになり、ポスタービジュアルと本予告映像が公開された。
奥平さんは、2003年9月20日生まれの16歳。東京都出身。趣味は芸術、洋楽、クラシック鑑賞など。特技は空手。空手初段で2012年に全国武道空手道交流大会「形」で優勝した経験がある。東京・渋谷駅の改札で所属事務所からスカウトされ、「勉強のために」と初めて受けたオーディションで、今回の大抜てきとなった。
奥平さんは「絶対受かるわけがないと思っていたので、合格の連絡を聞いたときは、うれしいよりも驚きの方が大きかった」と話し、「過酷な環境の中で生きる周平を演じきれるかとても不安でした。長澤さんが『大丈夫』と優しく声を掛けてくださり、お母さんのように接してくださったおかげで、脚本を読んで僕が感じた周平を演じることができました」と撮影を振り返っている。
映画は実話を基にした作品で、ゆきずりの男たちと関係を持つことで、その場しのぎの生活を送る秋子(長澤さん)と、秋子の息子である周平(奥平さん)の姿を描く。身内からも絶縁され、次第に社会から孤立していく中で、母と息子の間に生まれた“絆”。それは成長した周平を一つの殺害事件へ向かわせる。周平が罪を犯してまで守りたかったものとは……というストーリー。
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