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映画「青くて痛くて脆い」に出演している杉咲花さん
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映画「青くて痛くて脆い」に出演している杉咲花さん

彼女がキレイな理由:杉咲花さん こんなに笑顔になる役「今までなかった」 憧れは「素直な人」

 8月28日に公開される映画「青くて痛くて脆い」(狩山俊輔監督)に出演している女優の杉咲花さん。杉咲さんは今作で、吉沢亮さん演じる大学生、田端楓が、ある出来事から復讐(ふくしゅう)を開始するきっかけとなるヒロイン、秋好寿乃を演じている。杉咲さんに、今作での役柄や演技について、また演技する上での自身の理想像などについて聞いた。

 ◇澄んだ声が特徴的 演じる役に共感も

 映画「青くて痛くて脆い」は、デビュー小説「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」が映画化された住野よるさんの同名小説が原作。「世界を変える」という大それた目標を掲げ、秘密結社サークル「モアイ」を設立した大学生の田端楓(吉沢亮さん)と秋好寿乃(杉咲花さん)。ところが秋好は突然、“この世界”からいなくなり、モアイは別の人間に乗っ取られてしまう。「大切な仲間」と「居場所」を失った楓は、モアイ奪還計画を実行に移していく……というストーリー。

 杉咲さんといえば、澄んでよく通る声が魅力的だ。そのことを伝えると「うれしいです、ありがとうございます」と笑顔を見せたものの、「でも、笑っていると、たまに人から冗談交じりに『変な笑い方』と言われて、『ごめんなさい』と思うこともあります」と苦笑交じりに明かす。

 今回演じた秋好も、杉咲さん自身が「ここまで劇中で笑顔になる役は今までなかったかもしれません」というほど、笑顔が似合うキャラクターだ。ただ、秋好は志が高く真っすぐ過ぎて、周囲の空気が読めないのが玉にきず。住野よるさんの原作小説を読んだ杉咲さんにとって秋好は、「すごく前向きで、ポジティブで、根が明るい人」と映り、実際演じても、「物事一つ一つを楽しんで取り組もうとしている姿に共感できた」という。

 ◇“こうあるべき”とは決めたくない

 秋好は大学で秘密結社サークル「モアイ」を設立する。“秘密結社”とはなにやら不穏な響きがあるが、「モアイ」の活動のテーマは、「なりたい自分になる」「世界を変える」であり、実際にモアイが行ったのは、ボランティアやフリースクールなどの慈善活動だ。

 杉咲さんは、秋好を演じるにあたって「秋好が向き合いたいと思う問題は自分なりに調べた」といい、「戦争もそうですし、今、ニュースで見かける、世の中にある多くの問題がなくなってほしいという思いは秋好と同じです」と真摯(しんし)な口調で語る。

 その一方で、自身の理想像は「こうあるべきとか、こうでいたいというのはあまり決めたくないので、特にはないんです」。ただ、「素直な人には憧れる」という。自身は、「裏をかき過ぎて考えてしまったり、言葉を選び過ぎて思っていないことを言ってしまったりするので、もっと素直でいたいなと思います」と打ち明ける。

 ◇現状の人気に甘んじず…

 2013年放送のドラマ「夜行観覧車」でヒロインの娘役を演じ注目されて以降、2016年放送のNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で、その存在をお茶の間に浸透させ、2016年公開の映画「湯を沸かすほどの熱い愛」では日本アカデミー賞最優秀助演女優賞に輝いた。今年に入ってからも今作の他に「弥生、三月-君を愛した30年-」や公開待機中の劇場アニメ「サイダーのように言葉が湧き上がる」、さらに秋にはヒロインを務める連続テレビ小説「おちょやん」の放送が始まる。

 オファーが絶えない現状について、、杉咲さん本人は「心境の変化は特にない」という。そもそもオファーが絶えない状況とも思っていないようで、「もしそうならすごくありがたいです」と感謝しつつ、「でも、それがずっと続くと思っていないので、自分のペースで頑張っていきたいです」と現状の人気に甘んじることなく前を向く。

 次回は、ファッションや美容法、さらに10年後の将来像などについて聞く。

 <プロフィル>

 すぎさき・はな。1997年10月2日生まれ。東京都出身。ドラマ「夜行観覧車」(2013年)で注目を集める。映画「湯を沸かすほどの熱い愛」(2016年)で、第40回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞、新人俳優賞を獲得。近年の映画出演作に「無限の住人」(2017年)、「BLEACH」「パーフェクトワールド 君といる奇跡」(共に2018年)、「十二人の死にたい子どもたち」「楽園」(共に2019年)、「弥生、三月-君を愛した30年-」(2020年)がある。公開待機作に劇場アニメ「サイダーのように言葉が湧き上がる」(2020年)など。

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