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1週間のイケメン有名人の話題を紹介する「今週のイケメン」。今回(8月11~17日)は、俳優の吉沢亮さんが主演映画のイベントに登場した話題、歌手で俳優の福山雅治さんが新たなチャリティープロジェクトを始動させた話題、人気グループ「King & Prince」の永瀬廉さんが主演映画の舞台あいさつに登壇した話題などが注目された。前後編で取り上げる。
吉沢さんが8月16日、東京都内で実施された映画「青くて痛くて脆(もろ)い」(狩山俊輔監督、28日公開)の公開直前イベントに、ダブル主演を務める杉咲花さんとともに登場。吉沢さんは、「学生時代は“非リア充”だった」と明かし、「リア充の悪口を言ってるタイプの非リア充。『モテたい』とか目立ちたい欲はあった。けど人見知りだったし、仲のいい友達が誰もいない学校に行ったので、最初からスタートを間違えた」と明かした。
続けて「何人か友達はできたけど、それ以外の人はまったくしゃべらなかった。キラキラしてる人たちに向けて、裏で『ああいうのダサいよね』と言いながら、実はうらやましがっていた」とコメント。杉咲さんも高校生時代を振り返り、「恋人がいる人たちとか、グループで仲良くしている人たちとかいいな~と思いながら眺めてました」と共感を寄せた。
映画は、「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」などで知られる住野よるさんの小説(KADOKAWA)が原作。大学生の田端楓(吉沢さん)と、秋好寿乃(杉咲さん)が、「世界を変える」という目標を掲げて秘密結社サークル「モアイ」を作るが、秋好は“この世界”からいなくなる。秋好の存在なき後、「モアイ」は“意識高い系就活サークル”に成り下がってしまった。取り残された楓は、秋好がかなえたかった夢を取り戻そうと「モアイ奪還計画」をたくらむ……という青春サスペンス。
福山さんが、故郷の長崎県に現存する被爆樹木の剪定(せんてい)枝を再利用したアイテムの制作、販売を主軸とした「KUSUNOKIプロジェクト」を始動させ、第1弾アイテムとして「KUSUNOKIキーホルダー」の受注が17日、始まった。長崎市提供の「被爆クスノキ」の剪定枝を、塗料などの加工を一切せず、職人が一つ一つ丁寧に削り出してキーホルダーにしたもので、利益は2018年に長崎市が設立した「クスノキ基金」に全額寄付される。
キーホルダーにはスマートフォンスタンドとしても機能するくぼみがついており、高さ約45ミリ、幅約25ミリ、奥行き約20ミリ、重さ約12グラムで価格は1800円。「被爆クスノキ」は原子爆弾の爆心地から南東へ約800メートルのところにあった山王神社の2本のクスノキ。樹齢500~600年で、長崎市の天然記念物に指定されている。
福山さんは、2014年に「被爆クスノキ」を題材にした楽曲「クスノキ」を発表。これまでも同曲を通じて「平和への願い、生命の逞(たくま)しさ」について発信してきた。今回のプロジェクトについては、「終戦から75年。僕ら人間よりもはるかに長く生きるクスノキ。そして今も長崎に生きる数々の被爆樹木。その中の1本であるこの被爆クスノキが教えてくれる『生命の逞しさと脆(もろ)さ』を、KUSUNOKIプロジェクトを通じて伝えていけたら」とコメントしている。
永瀬さんが15日、東京都内で行われた映画「弱虫ペダル」の公開記念舞台あいさつに登場。メガホンを取った三木康一郎監督からサプライズで「この『弱虫ペダル』という作品は、永瀬廉でなければ完成しなかったと思います。あなたが自らの行動と情熱で皆を引っ張っていったから完成したと、今、心から思っています」とつづった手紙が送られると、永瀬さんは「すごくたくさんのメッセージが詰まっていて、改めて監督の愛を感じました」と目を潤ませた。
また、永瀬さんは「この作品の試写会をKing & Princeのメンバーと一緒に見たのですが、その時メンバーが『2時間飽きずに見られた』『泣きそうになった』とか言ってくれたことがすごくうれしかった」と報告。「(高橋)海人に関しては、『3回ぐらいは泣いた』って言ってくれましたけど、普段からよく泣くタイプなんでうれしくはなかったです(笑い)」と冗談めかしながらも、「メンバーの温かい言葉に本当にグッときて、撮影を頑張ってよかったなと思いました」と振り返った。
映画は、渡辺航さんが連載中の人気マンガが原作。アニメが大好きな気弱な少年・小野田坂道(永瀬さん)が、ロードレースの魅力に目覚め、仲間と共にインターハイ優勝を目指す姿が描かれている。