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フジ堤礼実アナ:オードリー・ヘプバーンは永遠の憧れ 「めざましテレビ」は温かな雰囲気を大切に

 フジテレビの朝の情報番組「めざましテレビ」(月~金曜午前5時25分)で、金曜のエンタメキャスターを務めている堤礼実アナウンサー。現在26歳の堤礼実アナに、憧れの女性像や好きなファッション、同番組での印象的な取材などについて聞いた。

 ◇デニムのセットアップの着回しを考えるのが楽しい

 堤アナは、普段のファッションについて「ジャンルを決めず、その日の気分で服を決めています。シンプルだけど一癖あるような服が好きです。気がついたらクローゼットの中が白と黒で埋め尽くされていたので、柄物や色みのあるものにも挑戦しています」と話す。

 最近は、「薄い水色のワンピースなど柄物や色みのある服を買うようになりました」といい、「花柄の刺しゅうがついているシャツや、光沢のある質感のしわ加工が施されているシャツを買ったり。2年ほど前に買ってまだ一度も着ていないのですが、黒地に白とピンクのフラミンゴの柄がちりばめられているシャツもあります。今は着るタイミングを探っています」と楽しそうに語る。

 また、「春先に予約した、デニムのセットアップがそろそろ届く頃なので、どう着回そうか考えるのが楽しいです」と声をはずませる。

 さらに、「イヤリングやブレスレット、ネックレスなど、今年人気のボールチェーンタイプのものを集めたいなと思って、好みのものを探しています」と明かす。

 「普段はあまりアクセサリーをつけないのですが、シンプルなコーディネートが好きなので、大きめのイヤリングやブレスレットがあると、バランスがとれて可愛いなと思うので、種類を増やしたいと思っているところです」と語る。

 ◇女性らしい丸みのあるボディーになりたい

 美容については「スキンケアは、手の届く範囲でいろいろなものを試しています。プチプライスのもので自分に合うと思えるものと出合えたときはとてもハッピーな気分になれるんです」と語り、健康に関しても「ここ半年くらい“ほぐし”にハマっていて、ボールやローラーを使って体中のコリをほぐしています」と明かす。

 「テニスボールのようなものを使って肩や腰、二の腕や、太もも、ふくらはぎをゴリゴリとほぐしたりすると気持ちいいです。女性らしい丸みのあるボディーが憧れです。体を柔らかく、ほぐすことが大事かなと思い、関連本などを読みながら、実践しています」と語る。

 ◇憧れの女性は「自分をしっかり持っていて、思考をプラスに変えられる人」

 そんな堤アナの憧れの女性像は「オードリー・ヘプバーン」だといい、「永遠の憧れです」と語る。「彼女の生き方は人を魅了しますし、彼女の発言に勇気をもらったことも多々あります。彼女にまつわる書籍をいくつか部屋に飾り、落ち込んだときに読み返したりしています」と明かす。

 ヘプバーンさんの言葉で印象に残っているのは「確かに私の顔にはシワも増えました。ただ、それは私が多くの愛を知ったということなのです。だから、私は今の自分の顔の方が好きです」という発言だ。

 堤アナは「プラスに物事を転換できる考え方がすてきだなと思います。自分のためだけでなく、人のためにさまざまな活動をされてきた方で、『ローマの休日』を見て、彼女の美貌に圧倒され、調べてみると、内面もすごくすてきな方でした。だから、これだけずっと愛され続けているのだと思いますし、私の憧れの女性です」と語る。

 「母も憧れの女性の一人」と続ける。「困ったときはまず母にアドバイスを求めます。隠しごとはなく何でも話しているので、私のことは何でも知っています。絶対的な味方でいてくれる存在なので、安心して相談してしまうのでしょうね」といい、「26年間幸せな環境を与えてくれた両親には本当に感謝していますし、尊敬しています。私もいつか家庭を持って、子供からそういうふうに思ってもらえるような母親になりたいと思います」と力を込める。

 そして「憧れる女性の条件としては、自分をしっかり持っていて、思考をプラスに変えられる人。私自身もそんな女性になりたいと思っています」と目標を掲げる。

 ◇日本でもミュージカルが浸透「ファンとして本当に楽しみ」

 ミュージカル好きで知られる堤アナが、これまでで一番感動したステージは、2015年に観劇した「エリザベート」だという。「小さいころにビデオで見て以来、ずっと大好きな作品ですが、ビデオでエリザベートを演じていた花總(はなふさ)まりさんが、17年ぶりに同じ役を演じたんです。あのときの興奮は言葉では表せないほどでした。楽しみすぎて、観劇の1週間前から眠れないという経験は初めてでした」と明かす。

 ミュージカル俳優がテレビドラマで活躍するなど、日本でもミュージカルが浸透してきたが、「一昔前ではあまり考えられなかった状況が今は当たり前になってきています。今後、もっと日本発祥のミュージカルが増えていくんじゃないかな、と思って一ファンとして本当に楽しみです」と目を輝かせる。

 入社した2016年から関わってきた「めざましテレビ」では、現在、金曜のエンタメキャスターを務めている。「これまでで一番印象に残った取材は?」と尋ねると、「ディズニーの数々の名曲を作曲されているアラン・メンケンさんへのインタビューは非常に印象に残っています」と答えた。「2017年の『美女と野獣』の実写版の公開に伴って来日されて、取材では、楽曲の制作秘話を話してくださった上に、ピアノでメドレーも披露していただいて、インタビュアーとしてはもちろんですが、ファンとして、本当に貴重な機会でした。一生の思い出です」と語る。

 同番組については、「キャスターもスタッフも本当に仲が良く、一丸となって番組を制作しています。そういった空気感が画面にも表れていると思いますし、それが魅力の一つだと思います」と紹介。

 「めざましテレビ」では今後も「番組の持つ温かな雰囲気を大切に、さまざまな角度か らエンタメ情報をお伝えしていきたいと思ってます」と意気込みを語った。

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