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映画「大コメ騒動」の東京プレミア試写会に登場した井上真央さん
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映画「大コメ騒動」の東京プレミア試写会に登場した井上真央さん

井上真央:来年やりたいことは“一人旅” 「ふらっと好きな街に行って…」

 女優の井上真央さんが12月15日、東京都内で行われた主演映画「大コメ騒動」(本木克英監督、2021年1月8日公開)の東京プレミア試写会に登場。イベントでは、映画の「もう我慢できん!!」というキャッチコピーにちなんで、「来年はもう我慢できん! 来年こそはこれがやりたい!」ことを発表する企画が行われ、井上さんは「一人旅」と回答。もともとインドア派という井上さんは「『ふらっと好きな街に行って、ご当地のおいしいものを食べて……ということをしたいな』と思っていた矢先のコロナだった」と今年を振り返り、「また、一人でふらっと、ができたらいいのになと願いも込めまして」と願望を明かした。

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 映画は102年前に富山で起こった「米騒動」に基づき、女性たちにスポットを当てた作品。主人公で、3人の子を持つ“おかか”松浦いとを演じる井上さんは、演じた感想を聞かれると「本当に働き者だなと思いましたね。昼間は米俵をかつぎ、家に帰って赤ん坊をおぶり……当たり前のように食べられているごはんですけど、その中にこういう思いをしている人たちがいるんだと、身にしみて感じました」と吐露。

 また、終盤のあいさつでは「誰かを守りたい、子供たちにおなかいっぱい食べさせたい、そういう女性たちの小さな小さな願いや望みが、どんどん声になって世の中を動かしていくというお話。見終わった後に元気になれる作品になっています」と笑顔で手ごたえを語った。

 1918(大正7)年8月、富山の海岸に住むおかか(女房)たちは、毎日上がるコメの価格に頭を悩ませていた。夫や育ち盛りの子供たちにコメを食べさせたくても高くて買えずに困ったおかかたちは、近くの米屋にコメを安く売ってくれと嘆願にいくが失敗し、リーダーのおばばが逮捕されてしまう。コメの価格はますます高騰し、ある事故をきっかけに我慢の限界を迎えたおかかたちが、ついに行動に出る……というストーリー。

 プレミア試写会には室井滋さん、夏木マリさん、鈴木砂羽さん、左時枝さん、柴田理恵さん、本木監督と、特別ゲストとして富山県の新田八朗知事も出席した。

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