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昨年いっぱいで人気グループ「嵐」としての活動を休止した松本潤さんが、2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」で主演を務めることが1月19日、発表され、同局のウェブサイトで松本さんのコメントや、インタビュー動画が公開された。徳川家康を演じる松本さんは「不安もありましたけど、この大きなチャレンジをやってみたいと思えた」と心境を語っている。
またオファーを受けた際について「びっくりしました。まさか、自分のところにそんな(大河主演の)オファーが来ると思っていなかったので。脚本が古沢良太さんでうれしさ2倍、不安も2倍という感じでした」と告白している。
「正直、即答できなかったです」といい、その理由を「最初に話をうかがったのが昨年の11月。嵐として2020年いっぱいまでは走り切りたいと思っているラストスパートのタイミングだったので、大きなことを決断することはできないと思い、結論を待っていただきました」と説明。「年が明けてから今一度考えました。嵐という船を一度降りて、新たな冒険の先を見つけようとしている僕にとってこんなに大きな挑戦はありません。また次に、心血を注いでみんなとモノづくりができるなら、この大きな挑戦をしてみたい」という結論に至ったという。
脚本を担当する古沢さんは、これまでにドラマ「リーガルハイ」「コンフィデンスマンJP」などを手がけた。松本さんは「古沢さんの考える家康像はとても斬新です。今までとは違う新たな家康を一緒に作っていけたら」「そして乱世に振り回されながら、必死に生き抜き戦国の世を平定させた人物を熱く演じられたらと思います」と意気込んでいる。
一方、脚本の古沢さんは、松本さんについて「華やかさと親しみやすさを持ち合わせ、私の描きたい主人公像『ナイーブで頼りないプリンス』にまさにピッタリ。彼と一緒に、毎週ハラハラドキドキ泣いて笑って共に駆け抜ける1年間をぜひお楽しみに!」とコメントしている。
NHK大河ドラマは、放送中の長谷川博己さん主演「麒麟(きりん)がくる」が2月7日に最終回を迎え、2月14日から吉沢亮さん主演の「青天を衝(つ)け」がスタートする。2022年は小栗旬さん主演の「鎌倉殿の13人」が放送される。