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菅田将暉:“共感必至”のヒット作「はな恋」は男女で感じ方に差 男性は「有村架純と付き合っていた」気分に?

 俳優の菅田将暉さんが3月10日、東京都内で行われた、女優の有村架純さんとのダブル主演映画「花束みたいな恋をした(はな恋)」(土井裕泰監督)の大ヒット御礼トークイベントに出席した。1月29日の公開から観客動員数200万人を突破するヒットとなり、“共感必至”とも言われる同作について菅田さんは、男女で感想が違うことが「面白かった」といい、男性は、自身が演じた山音麦に感情移入して「『有村架純と付き合っていたという過去がだんだんできあがる』というジョークをいろいろな人から何回も聞きました」と話した。

 また菅田さんは「男女で感想を分けるのは違うなと思っていたんですが」と前置きしつつ、「女性の意見は表情もにこやかで、あんな恋愛分かるよね、したいよねって生き生きとしゃべっているのに、男性は昔付き合っていた女性のことを思い出しながら、しみじみと懐かしんでいることが多いんです」と興味深そうな様子だった。

 イベントには土井監督も出席。土井監督は「初め試写会で泣いていたのは、ほぼ30代以上の男性だったんです。うまくいかない恋愛や仕事の悩みなど、人生を一通り歩んできた方がこの映画を見ると、麦と(有村さん演じる)絹の状況と完全に同じではないけれど、この空気、瞬間を知っているというシーンがところどころにあるんじゃないかなと思います」と男性の心理を分析した。    イベントでは、映画の“インスパイアソング”「勿忘」を担当した音楽バンド「Awesome City Club(オーサムシティークラブ)」が、同曲をアコースティックバージョンで歌った。

 映画は、連続ドラマ「最高の離婚」(フジテレビ系)、「カルテット」(TBS系)などの坂元裕二さんが脚本を書き下ろしたオリジナルの恋愛作品。東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然出会った大学生の麦と八谷絹(有村さん)は、好きな音楽や映画がほとんど同じで、あっという間に恋に落ちる。2人は大学を卒業してフリーターをしながら同居を始め、現状維持を目標に就職活動を続けるが……というストーリー。

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