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女優の松井玲奈さんが3月15日、神田明神(東京都千代田区)で行われた初の単独主演映画「幕が下りたら会いましょう」(前田聖来監督、11月公開)の製作発表会に共演の筧美和子さんらと登場した。今年7月に30歳になる松井さんは、節目の年に映画で初の単独主演を務めることについて「自分自身では年齢というものは気にはしていないんですけど、でも節目になる年に作品のメインに置いてもらえるというのは本当にありがたいこと」と喜びを明かした。
映画「幕が下りたら会いましょう」は、松井さん演じる麻奈美と筧さん演じる尚の姉妹が、社会の抱える問題に直面しつつ、不器用ながら真っすぐに生きる姿を描く。実家の美容室を手伝いながら、鳴かず飛ばずの劇団を主宰していた麻奈美のもとに、ある日、東京で働いていた妹の尚が死んだという知らせがあり……という内容。
松井さんと筧さんは今作が初共演。妹役を演じる筧さんの印象について、松井さんは「前からずっと可愛らしい方だな、と。今日もさっきの(筧さんの)笑顔でドキドキしちゃって……」と照れ笑い。一緒の撮影シーンはあまり多くはなかったとしつつ、「わずかな時間でも姉妹に見えていたらいいな。スタッフさんからは『すごく姉妹に見えた』と言っていただいて。ずっと尚のことを思ってお芝居していたので、撮影期間中、常に筧さんのことを思っていました」と振り返った。
筧さんは、松井さんについて「松井さんが主演で私のお姉さん(役)と聞いた時、すごくうれしくって。いつも作品とかで拝見していて、とても多才で聡明な方だなという印象で、ご一緒できるのを楽しみにしていました」と印象を明かし、にっこり。「一緒のシーンがわずかしかなかったんですけど、松井さんが麻奈美そのもので存在されていたので、姉妹関係をすっと築きやすかった。お姉ちゃんといる感覚がとても自然に作れたのは、松井さんのおかげだなと思っています」と語っていた。
製作発表会には日高七海さん、しゅはまはるみさん、江野沢愛美さん、前田監督も出席した。