木村文乃：「忙しすぎて見て見ぬふりしていた」　“丁寧な生活”に挑戦中

　女優の木村文乃さんが3月17日、都内で行われた映画「BLUE／ブルー」（吉田恵輔監督、4月9日公開）の完成報告会に主演の松山ケンイチさん、東出昌大さん、柄本時生さんとともに出席。新しいチャレンジを問われて「丁寧に生活するという挑戦をしています」と話した。

　木村さんは「これまで仕事が忙しすぎて、けっこう見て見ぬふりをしている部分がたくさんあった。そこにあえて目を向けて、ちょっとだけ手をかけて生活してみようということが、（コロナ禍の）この状況でありがたくもできて楽しいです」とほほ笑んだ。

　同じ問いに松山さんは「スマホで、大喜利するアプリがある。それでボケてます！ 面白い男になりたいなと思って。匿名で。一応60くらいボケて、（ユーザーの高評価アクションでつく）星80何個ついている」と述べた。

　始めた理由について「頭の勉強になる。ニコ生の動画で、昔大喜利をやったことがある。こっちが質問して。そうしたら1秒後にズラズラズラッっとすげえ面白い言葉ばっかり並んでくる。あれが衝撃で、自分もああいうふうになりたいなと思った」と語った。

　映画は、吉田監督が30年以上続けるボクシングを題材にした青春物語。情熱はあっても才能がないボクサー・瓜田信人（松山さん）は試合に負け続き。ライバルで後輩の小川一樹（東出さん）は日本チャンピオン目前、瓜田の幼なじみ・天野千佳（木村さん）と結婚を控えていた。ある出来事をきっかけに、瓜田は抱え続けてきた思いを小川と千佳に吐き出し、3人の関係が変わり始める…というストーリー。