映画「花束みたいな恋をした」の大ヒット御礼トークイベントに出席した菅田将暉さん
1週間のイケメン有名人の話題を紹介する「今週のイケメン」。今回(3月9~15日)は、俳優の菅田将暉さんが主演映画のイベントに登場した話題、俳優の岡田健史さんが4月スタートの連続ドラマに出演する話題などが注目された。前後編で取り上げる。
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菅田さんが3月10日、東京都内で行われた、女優の有村架純さんとのダブル主演映画「花束みたいな恋をした(はな恋)」(土井裕泰監督)の大ヒット御礼トークイベントに出席した。1月29日の公開から観客動員数200万人を突破するヒットとなり、“共感必至”とも言われる同作について菅田さんは、男女で感想が違うことが「面白かった」といい、男性は、自身が演じた山音麦に感情移入して「『有村架純と付き合っていたという過去がだんだんできあがる』というジョークをいろいろな人から何回も聞きました」と話した。
また菅田さんは「男女で感想を分けるのは違うなと思っていたんですが」と前置きしつつ、「女性の意見は表情もにこやかで、あんな恋愛分かるよね、したいよねって生き生きとしゃべっているのに、男性は昔付き合っていた女性のことを思い出しながら、しみじみと懐かしんでいることが多いんです」と興味深そうな様子だった。
映画は、連続ドラマ「最高の離婚」(フジテレビ系)、「カルテット」(TBS系)などの坂元裕二さんが脚本を書き下ろしたオリジナルの恋愛作品。東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然出会った大学生の麦と八谷絹(有村さん)は、好きな音楽や映画がほとんど同じで、あっという間に恋に落ちる。2人は大学を卒業してフリーターをしながら同居を始め、現状維持を目標に就職活動を続けるが……というストーリー。
岡田さんが、俳優の玉木宏さんが主演を務める4月スタートの連続ドラマ「桜の塔」(テレビ朝日系、木曜午後9時)に出演することが10日、明らかになった。岡田さんは捜査1課の若手刑事・富樫遊馬(とがし・あすま)を演じる。昨年の映画「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」と連続ドラマ「MIU404」に続き3度目の刑事役に、岡田さんは「今回は、どう差別化して演じるかが課題だと感じました。逆に全く新しい役に挑むよりも難しいと思っています」と語っている。
「桜の塔」は、2019年に放送され話題になった「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系)の武藤将吾さんが脚本を手がける、オリジナルの刑事ドラマ。警視庁を舞台に、警視総監を目指して巻き起こる組織内のパワーゲームや、野望と正義を描く。
岡田さん演じる富樫は、キャリア組でありながら、自ら捜査1課への配属を志願した刑事。警視庁捜査共助課の理事官・上條漣(玉木さん)から熱意と有能ぶりを認められ、警視庁内の権力闘争のダークホースとでもいうべき存在になっていく。
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