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フジ久代萌美アナ:ロックバンドでドラム担当「ビートが生放送に生かされている」 料理が趣味「オリジナルレシピを紹介する番組が夢」

 昨年、YouTuberの「北の打ち師達」のはるくんと結婚したフジテレビ久代萌美アナウンサー。大学で微生物やウイルスなどを研究する「環境微生物学」を専攻したという久代アナは、趣味のバンド活動や料理も突き詰める“リケジョ”タイプだという。現在は情報番組「ノンストップ!」(月~金曜午前9時50分~11時25分)の「ノンストップ ESSE」のコーナーや「ワイドナショー」(日曜午前10時~11時15分)にアシスタントMCとして出演している。そんな久代アナに好きなファッションやアナウンサーの仕事に生かされているという趣味、今後やってみたい番組などについて聞いた。

 ◇“ザ・革ジャン”&厚底「ロックな服装が好き」

 久代アナは、普段のファッションについて、「清楚(せいそ)な服装も好きなのですが、(番組に出演する際)衣装で着ることが多いので、その反動でしょうか、私服は真逆のものを着たくなります」と語る。

 普段着は「カジュアルでラフな服装が多いです」というが、学生時代、ロックバンドでドラムを担当していたこともあり、「ロックな感じのものが好きで、“ザ・革ジャン”な黒のライダースなどのカッコいい服装も好きです」と話す。それに「厚底の靴を履くことが多いです」と明かす。

 高校時代にガールズバンドを組んだり、大学では軽音楽部に所属するなどロックに親しんできた。「パンクバンドをやっていまして。最近の曲ではなくて、親世代が聴いていたような『ディープ・パープル』などの洋楽のカバーが多かったですね」と語る。

 バンドを始めたのは家族の影響だった。「両親がバンドをやっていて。父は私と同じように学生時代にバンドを組んでいたようです。ギターやベースなど楽器がいっぱいある家だったので、そこから興味を持ち始めて、親がギターで、2歳上の兄はベース、誰もやっていないパートだったため、私はドラムにしました」と明かす。高校時代には「父のギターに合わせてドラムをたたき、よく家族で演奏していました」と振り返る。

 そんな音楽活動は現在の仕事にも好影響があるという。「ドラムをやっていたので、そのリズム感が、生放送の尺調整に生きている気がします。例えば、決められた時間の枠の中でニュース原稿を読むときに、ずっと同じビートを心の中で刻むというか、リズムを一定に刻むことができています」と自己分析する。

 ◇理想の女性像は母 「自分の信念を貫き一本の筋が通っている」

 共に演奏を楽しむほど仲の良い家族は「一番の理解者で、一番のファンです」と笑う久代アナ。「両親は私の出ている番組は、一瞬しか出ていないものも含め、すべて録画していて、いいところも悪いところもすべて指摘してくれるので、とても助かっています」と明かす。

 昨年末に結婚したが、「私は両親のことがとても好きなので、将来は自分の家族のような家庭を築きたいというのが小さい頃からの夢でした。今もそうなれたらいいなと思っています」と理想の家庭像を語る。

 特に「母とは友達のように仲が良くて、一日中連絡を取り合っています。何かあったらすぐに電話して、気づいたら1時間たっているというような(笑い)。私のプライベートのことはなんでも知っています。母親であり、親友でもあるという関係。そんな親子関係が理想で、私もそんな母になりたいです」と将来を展望する。

 理想の女性像は「周りの意見に惑わされず、自分の信念を貫いて一本の筋が通った女性」だといい、具体的には「母がそうなんです。母は思ったことを絶対に曲げない頑固さがあり、芯が通っていて、いつ話しても軸がブレないんです。母のような女性が理想です」と話す。

 ◇「メークは普段全くしない」 濃いリップにチークなしがこだわり

 「健康・美容オタク」を自称する久代アナ。「こだわりやルーティンはたくさんあります。水分をたくさんとる、発酵食品を食べる、ビタミンCは寝る前にとる……など挙げたらキリがありません(笑い)。一番こだわっているのは無添加ということ。化粧品も食べ物も無添加で、なるべくアルコールフリーの低刺激のものを選ぶようにしています」と語る。

 メークは「普段は全くしません。テレビの出演があるとき以外は、ファンデーションをつけず、肌を休めるようにしています。濃いリップにチークなしが私のこだわりです」と明かす。「すぐにくちびるがガサガサになってしまうので、こまめにリップクリームを塗るようにしています。手元にないと塗らないので、家の中では、ベッドの横やキッチン、トイレなど至るところに置いておきます」と語る。

 これまで運動は「まったくしていなかった」という久代アナ。「体を動かすことが嫌いで(笑い)」と明かしつつ、「昨年の外出自粛期間に外に出なくなって、唯一の運動だった“歩く”ということもしなくなってしまった。料理が好きで、食べることも好きなので、家にいるとたくさん食べてしまう。だから重い腰を上げて運動することにしました」と決意。「バランスボールや健康器具を使って、好きな音楽をかけて、その音楽が終わるまではやると決めています。今ではかなり体を動かすようになりました」と変化を明かす。

 ◇料理も科学的に分析? 「韓国のコチュジャンにはまり…」

 そんな久代アナのもう一つの趣味は「料理」だという。「料理はずっと大好きで。日常生活の一部としてだけではなく、理系なので、つい実験や研究のように科学的に分析してしまいます」と話す。

 以前、結婚したら「おかずを食卓にいっぱい並べたい」と話していたこともあるが、最近では「海外旅行に行けないので韓国など異国のスパイシーな料理をどうしても食べたくなって、コチュジャンにはまっています」と明かす。「日本の和食にもコチュジャンを入れてアレンジして、韓国風のすき焼きや肉じゃがなどを作ってみたい」と話す。

 仕事上の夢として、「いつか自分のオリジナルレシピを番組で紹介してみたい」と話す久代アナ。「仕事の夢の一つはお料理番組に出演することだったのですが、今、(『ノンストップ!』の『ノンストップ ESSE』のコーナーで)かなったので、今度は私のレシピでお料理番組をやるというのが第二の目標です」と目を輝かせる。

 「ノンストップ ESSE」については、「主婦の方など、毎日の献立に悩んでいる方は多いと思います。毎日毎日、メニューを考えるのは大変ですよね。そんなときに、このコーナーを見ていただければ、簡単でおいしいレシピをたくさん紹介しているので、毎日の献立の参考になると思います!」とアピールしていた。

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