西田尚美さんが表紙を飾った電子雑誌「旅色」5月号
女優の西田尚美さんが、4月26日に公開された電子雑誌「旅色」(ブランジスタ)5月号の表紙と誌面に登場。自身の旅のスタイルについて「ぶらりと行くことが多いですね」と明かし、「まず、大きな目的、食べたいものやお参りしたい神社があって、あとは行って決めることが多いかな。宿も決めずに行くことがあります。もちろん人気のシーズンは行きあたりばったりの旅は難しいですが、オフシーズンは空いている宿はどこかしらにありますし、駅や観光案内所で聞けば教えてくださいます」と話している。
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また、旅の楽しみについて「撮影のロケで地方に行くことも多いのですが、その町のことを全然知らなくても、行ってしまえばホテルのスタッフや町の方がいろんな情報を教えてくださるんです。またそうやって教えていただくことが楽しいですし、旅の醍醐味(だいごみ)だとも思います」と語っている。
一方で、コロナ禍のため「旅はできていません。毎年夏には家族で必ずどこかに行っていたんですけど、去年は行けませんでした」と最近の旅事情を話す西田さん。「乗り物に乗っていつもと違う風景を見るだけでリフレッシュできるんだな、と改めて思いました。少し郊外に出るだけで空気は違いますし、日常から非日常へ、身の置き場所を変えてみると気持ちいいですし、頭がすっきりします。だから旅行には本当に行きたいです」と願望を語る。 また、仕事で訪れた場所を旅した際のエピソードも披露。「たとえば北海道でのロケ中に撮影場所だった牧場の方と少しお話しして仲良くなって、『ここにまたいつか来られたらいいですね』と話していたんです。それからしばらくたって、家族で北海道に行ったときにふと思い立って、いきなり電話をしました(笑い)。向こうの方が『いま北海道? 本当に? 来なよ、来なよ』と言ってくださったので、お邪魔したこともあります。図々しいですね(笑い)」と笑顔で振り返る。
これまでで転機になった旅についてたずねると、「映画『ナビィの恋』で行った沖縄かな。それまで行ったことがなかったんですけど、映画をきっかけに毎年行くようになりました」と回答。「海もいいし、人もいいし、食べ物ももちろんおいしいし、島によっても雰囲気も違うし、踊りや歌、器も異なりますよね。それ以来、人生の大きな位置を占めるようになりました。あのとき、あのタイミングで行けてよかったなと思います」とその魅力を改めて語った。
同号にはこのほか、俳優の三浦貴大さんのスペシャルインタビューや写真家の浅田政志さんの連載「宿旅」、「『あれ食べに行こう』からはじまる旅」がテーマの連載「タベサキ」も掲載されている。
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