上白石萌歌：「大きな運命を感じます」　ヒロインの妹役で朝ドラ初出演

2021年06月06日　10:15

　女優の上白石萌歌さんが、黒島結菜さんがヒロインを務める2022年度前期のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「ちむどんどん」に出演することが分かった。初めて朝ドラに出演する上白石さんが演じるのは、黒島さん演じる比嘉暢子（ひが・のぶこ）の妹・歌子（うたこ）で、「長年の夢であり目標であった連続テレビ小説で、私の名前の一部である“歌”のつく役を演じさせていただけること、なにか大きな運命を感じます」と語っている。

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　「ちむどんどん」は106作目となる朝ドラで、2022年に沖縄が本土復帰50年を迎えることから、沖縄の4兄妹の本土復帰からの歩みを描く。タイトルの「ちむどんどん」は、胸が高鳴ることを意味する沖縄の言葉。映画「フラガール」、NHK連続テレビ小説「マッサン」などの羽原大介さんによるオリジナル脚本。

　上白石さんが演じる歌子は、比嘉家の末娘で、幼い頃から病気がちで強烈にシャイな性格。歌をこよなく愛し、父から唄三線（うたさんしん）の手ほどきを受けるが、恥ずかしいため家族以外の前ではなかなか歌えない。おとなしい一方、兄妹でいちばん謙虚な性格で、家族みんなの癒やしにもなっている。

　上白石さんは、自身の役柄について「私も歌子も歌によって生かされているということから、深くつながっていけそうな予感が今からしています」とコメント。朝ドラの数々の作品に「何度も心をともしてもらってきた」といい、「私も生き生きとした光をまとえるよう、1日の始まりの活力をお届けできるよう、誠心誠意この作品に向き合ってまいります」と意気込んでいる。

　また、優しく強い母・優子（ゆうこ）を仲間由紀恵さん、唄三線が好きな穏やかな父・賢三（けんぞう）を大森南朋さん、トラブルメーカーの長男・賢秀（けんしゅう）を竜星涼さん、努力家で優等生の長女・良子（りょうこ）を川口春奈さんが演じることも発表された。

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