映画「東京リベンジャーズ」の公開記念舞台あいさつに登壇した吉沢亮さん
1週間のイケメン有名人の話題を紹介する「今週のイケメン」。今回(7月6~12日)は、俳優の吉沢亮さんが映画の舞台あいさつに出席した話題、斎藤工さん主演の連続ドラマの写真が公開された話題、俳優の北村匠海さんが映画祭の授賞式に登場した話題などが注目された。前後編で取り上げる。
吉沢さんは7月10日、東京都内で行われた北村さん主演の映画「東京リベンジャーズ」(英勉=はなぶさ・つとむ=監督)の公開記念舞台あいさつに、北村さん、山田裕貴さんらと登壇した。同作で関東最凶の組織・東京卍曾(まんじかい)のトップ・マイキーを演じた吉沢さんは、劇中での“エモい”シーンを聞かれると、同組織のナンバーツー・ドラケン役の山田さんと“打ち合わせなしの絆”が感じられる場面があったと回顧。「めちゃくちゃエモくなってましたね」と語った。
「ケンカのシーンで、ドラケンがマイキーの落とした学ランをパッと拾って差し出して、それをノールックでマイキーが取るっていう流れがあるんです」と説明。「実は打ち合わせとかは一切していなくて、自然に生まれたんですけど、マイキーとドラケンの関係性がめちゃくちゃ出たなって。個人的にあのシーンの撮影ではめちゃくちゃエモくなってましたね」と裏話を明かした。山田さんは、「吉沢亮がひそかにエモく感じてくれてたんだって、めちゃくちゃ今エモくなってます」と喜んでいた。
同作は「新宿スワン」などで知られる和久井健さんの人気マンガ「東京卍リベンジャーズ」(講談社)が原作。学生時代の恋人・ヒナタ(今田美桜さん)が殺されたことを知った、どん底人生真っ只中のタケミチ(北村さん)が駅のホームから転落し、学生だった10年前にタイムスリップ。ヒナタを救う唯一の方法がヤクザも恐れる危険な組織「東京卍曾」を消滅させることだと知ったタケミチは東京卍曾に挑む……というストーリー。
斎藤さん主演で、23日にスタートする連続ドラマ「漂着者」(テレビ朝日系、金曜午後11時15分)がこのほどクランクインし、最初に撮影されたシーンの場面カットが12日、公開された。斎藤さん演じる全裸の男が海岸に“漂着”する場面で、写真では長髪、ヒゲ姿で裸の斎藤さんが地面に横たわっている。
「漂着者」は、「あなたの番です」(日本テレビ系)や、「共演NG」(テレビ東京系)などを手掛けた秋元康さんが企画・原作を担当。謎の男(斎藤さん)が、世間を騒がせる事件を次々と解決に導き、“教祖”のようにあがめられていく……というストーリー。
第1話では、ある海岸で、全裸で倒れている男(斎藤さん)が発見される。男は搬送された病院で、記憶障害が疑われる上に、かなりの距離を泳いでいたことが判明。担当医が、思い出したことがあればメモを取るようにと進言すると、男はどこかの風景などを描き始める。一方、失踪していた女児がある場所で発見される。発見場所が、男が描いていた風景と酷似しており、男は予知能力を持っているのではないかとネットが騒然とし始める……と展開する。
北村さんは12日、東京都内で行われた、動画アプリ「TikTok(ティックトック)」と東宝の映画祭「TikTok TOHO Film Festival 2021」の授賞式に登場。「TRF」のDJ KOOさんが制作した「玉響(たまゆら)サングラス」がノミネートされていたが、惜しくもグランプリを逃した。映画祭のアンバサダーを務め、審査に加わったという北村さんは、DJ KOOさんがグランプリに選ばれなかった理由として、「(審査した)我々にその勇気がなかっただけ(笑い)」と明かした。
また「玉響サングラス」について、「度肝を抜かれました。パーティーピーポーのような作品だと思っていましたが、きれいな涙のカットがあって、すてきな作品でした。(DJ KOOさんは)シンプルに映画監督をやればいいのにって思いました」とコメントしていた。
「TikTok TOHO Film Festival」は、TikTokと東宝が新たなクリエーターを発見し、サポートする新たな映画祭。今年4~6月に15秒~10分以内の縦型映画を募集し、5000作以上の応募の中から、吉川啓太さんの作品「トラベルノート」がグランプリを受賞した。女優の浜辺美波さんが出演する新作映画の制作権利と賞金30万円、トロフィーが贈られた。