宮沢りえ：17年ぶり民放連続ドラマ出演「とても楽しみ」　失踪するパート主婦役で西島秀俊と夫婦に

　女優の宮沢りえさんが2004年以来、約17年ぶりに民放の連続ドラマに出演することが8月12日、明らかになった。10月から2クールにわたって放送される日本テレビのミステリードラマ「真犯人フラグ」に出演。高校生の娘と小学生の息子の母親で、スーパーでパートをしながら家計を支えるしっかり者でありながら、ある日突然、子供とともに姿を消してしまう相良真帆（さがら・まほ）を演じる。ドラマの主人公で真帆の夫、相良凌介（りょうすけ）を西島秀俊さんが演じる。芳根京子さんが凌介の部下役で出演することも発表された。

　ドラマは企画・原案を秋元康さんが手がけ、2019年に話題となった同局のミステリードラマ「あなたの番です」のスタッフが制作する。西島さん演じる、ごく普通の真面目なサラリーマン相良凌介が、家族が失踪したことで「あのダンナが殺したんじゃないの？」と日本中の注目を浴びる“疑惑の男”になってしまう。“真犯人フラグ”を立てられながらも凌介は、部下の助けを借り、真実を知ろうとする……という物語。同局の新日曜ドラマとして放送。

　宮沢さんが民放連続ドラマに出演するのは2004年10月期に放送された連続ドラマ「一番大切な人は誰ですか？」（日本テレビ系）以来となる。

　今回の出演にあたり、宮沢さんは「企画書の段階でこんなにわくわくすることはないなと思い、早く犯人が知りたい！とのめり込んで読んでしまいました。登場人物全ての人が怪しく感じられて、全ての人が主役になる瞬間があるのが、とてもすてきな台本だなと思っています」とコメント。役どころについて「マイホームも手に入れ、みんなが憧れるようなすてきな家庭から、突然失踪してしまいます。このミステリーの鍵を握る人物かもしれません」と説明した。

　また「実は、結末はまだ知らないんです。この作品に関われて、視聴者の方より少し早く真相を知る特権があるので、とても楽しみにしています」とちゃめっ気たっぷりに話している。