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若月佑美:“コンプレックス”もあえて隠さず 「全部をさらけ出した」2nd写真集 見どころは「腹筋」

 女性ファッション誌「Oggi(オッジ)」(小学館)の美容専属モデルとして活躍する女優の若月佑美さんが、セカンド写真集「若月佑美写真集 アンド チョコレート」(同)を9月8日に発売する。同写真集は、持ち前のクールなかっこよさから、ふとした素の表情、無邪気な笑顔、セクシーな一面といった、若月さんの多彩な表現力と“今”に触れられる一冊になっている。水着など肌を露出したショットにも挑戦し、「全部をさらけ出していて、隠すことをやめたというか。自分がコンプレックスと思っていた部分も出していって、誰かに認めてもらえたら、それはコンプレックスではなくなるのかな」と思いを明かす若月さんに話を聞いた。

 ◇男性っぽいかっこよさと、女性ならではの美しさの中間を表現

 若月さんが写真集を発売するのは、2017年の「パレット」(集英社)以来、4年ぶりとなる。仕上がりについては「めちゃめちゃ手応えがある」という。

 「2冊目を出させていただくには、“自己ベスト”を盛り込みたいと思っていました。事前準備もそうですし、当日の取り組み、一つ一つの表現と。だからカメラマンさんにも自分のやりたいことをありのまま表現するので、もし、違っていたシャッターを切らなくていいと伝えました。それも含めて自由にやらせていただいて、今できる容姿、表現、内面まで全て詰め込めたのかなって思っています」

 若月さんの中性的なかっこよさが際立つ男装姿も収録しているが、若月さん本人は見どころの一つに「腹筋」を挙げている。

 「おうちトレーニング程度ですけど、5分間のトレーニング動画を見ながら腹筋は鍛えました。自分としては、男性っぽいかっこよさと、女性ならではの美しさの中間を表現できたかなと思うので、そこは推しポイントです」

 ◇“コンプレックス”も隠さず出したワケ 「自分の体に自信なかった」が…

 また、お尻を出した写真もあるが、「ただ単に“出した”というものにはしたくなかった」といい、「ちょっと筋肉があった方がかっこいいと思って、スポーツ選手やバレリーナのような、しなやかでシャープな感じを狙ってみました。私自身、過去にバレエを習っていたので、基礎レッスンを取り入れてみたりしました」と振り返った。

 水着については「正直、プライベートで着ることってなくて、自分の体に自信もなかったので」と打ち明ける。

 それでも「自分がコンプレックスと思っていた部分も出していって、誰かに認めてもらえたら、それはコンプレックスではなくなるのかなと思った」と思いを明かすと、「もし、同じ悩みを持っている人がいて、こういうふうに表現したら『かっこいい』や『美しい』にもなるんだって思ってもらえたらうれしいと思い、いっそ出してみたので、怖い半面、ぜひ見てほしいなって思っています」とアピールした。

 ◇「美容専属モデル」の肩書 自己投資で終わらない「大きな喜び」に

 そんな若月さんは「Oggi」の美容専属モデルになって約1年半が経過した。

 「最初は『私でいいのかな』という気持ちありましたし、『美容』と付くからには『きれいでいないと』という思いもありました。ただ、その肩書があることによって、自分にも、『きれいでいよう』とか、『美容に詳しくなろう』という効果もありましたし、世間からしても、美容専属モデル=美容に詳しい人、となるので、美容について聞いてもらえることが増えて。例えばコスメとかも、今までは、ただただ自分で使って、きれいになったらうれしいという自己満足、自己投資で終わっていたものが、好きを超えて、誰かの役に立てるようになったのは、大きな喜びです」

 さらに「以前と比べて、美容やコスメにめちゃくちゃ関心が向くようになった」と変化を告白すると、「自分に合ったメークはもちろん、はやりや、新色とか気になるようになって、発見もすごくありますし、成分表とかもちゃんと見るようになって、自分に合う成分、合わない成分を把握することの大事さにも気づけて、自分の『財産』になっています」とうれしそうに話してくれた。

 その上で若月さんは、30代に向けて「アンチエイジングを頑張っていきたいなって思っています」と明かす。

 現在27歳で、「年齢を公表しているので、誰が見ても3年後には30歳になる。それは隠しようがないこと。ただ、俳優としてフィクションの世界でお仕事をさせていただいて、30歳でも学生に見えるのなら、学生の役をやらせていただきたいと思っているので、どんな年齢に見られてもいいように、アンチエイジングを頑張っていきたいなって思っています」と理由を語った。

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