卵巣がん疾患啓発イベント「わかる卵巣がん~卵巣がんとうまくつきあうには?~」に出演した栗原友さん(左から2人目)、藤原聡枝医師(左から4人目)
料理家・栗原はるみさんの娘で、自身も料理家の栗原友(とも)さんが10月14日、オンラインで開催された、卵巣がん疾患啓発イベント「わかる卵巣がん~卵巣がんとうまくつきあうには?~」に出演した。
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友さんは、2019年に乳がんが見つかり、遺伝子検査の結果、遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)と診断され、がんが見つかった左胸だけでなく右胸の乳房も切除、卵巣がん発症に備えて卵巣と卵管を摘出した。
乳房と卵巣、卵管の予防切除に踏み切った友さんは「(検査で)自分のことを知り、備えたいと思った。そして、今後がんになる不安を少しでも取り去りたいという気持ちが予防切除をした大きな理由だった」と話し、検査によって将来的ながんのリスクを知り、その上で自分に合った治療選択をすることの大切さを語った。
イベントは、アストラゼネカと、NPO法人キャンサーネットジャパンが実施。大阪医科薬科大学医学部・産婦人科学教室の藤原聡枝医師が「卵巣がんの基本的なこと」と題した講演を行ったほか、友さんらが体験談を語った。
アストラゼネカはキャンサーネットジャパンと、卵巣がんの情報をLINEアカウント「わかる卵巣がん」で提供している。卵巣がんの特徴や基本的な治療、疑問に答えるQ&A、体験談などを記事と動画で掲載している。
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