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10月31日放送の「ヴェガ群島~ノルウェーの絶景 6500の島々~」の一場面=TBS提供
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10月31日放送の「ヴェガ群島~ノルウェーの絶景 6500の島々~」の一場面=TBS提供

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世界遺産:「ヴェガ群島」 6500もの小さな島々が生み出すノルウェーの絶景 きょう放送

 女優の杏さんがナレーションを務める、TBSのドキュメンタリー番組「世界遺産」(日曜午後6時)。10月31日は「ヴェガ群島~ノルウェーの絶景 6500の島々~」と題し、北極圏のすぐ南に位置し、6500もの小さな島々から構成される、ノルウェーのヴェガ群島を取り上げる。

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 ヴェガ群島一帯は、かつて巨大な氷河で覆われ、その重みで大地は深く沈み込んでいた。だが、ひとたび氷河が溶けると、その重みから解放された大地がリバウンドして上昇。海の中から現れた土地は、6500もの島々になった。驚くことに今も大地は上昇し、島の数はさらに増え続けているという。

 群島の多くは無人島だが、人が暮らす島もある。人々は岩だらけの島で、採った海藻を腐らせて土を作り、その人工の土壌に草を植え、数百年かけて緑の島に変えてきた。あいにく薄い土壌は畑には向かず、放牧地にして羊などの家畜を育てている。

 毎年5月頃、「ホンケワタガモ」という野生の渡り鳥が産卵のために島にやってくる。1000年以上前から、人々はカモが巣をつくるための小屋を用意し、ひなが生まれるのを見守ってきた。カモが巣立った後に残された羽毛は、世界最高級のダウンとして島の人々の貴重な収入源となっているという。

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