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フェアリージャパン:新体操日本代表が豪華クルージングへ 「最後の演技」も披露 「今だから話します」SPきょう放送

 新体操日本代表の「フェアリージャパン」が、12月20日午後9時から放送される特別番組「今だから話します キャスター大集合SP」(日本テレビ系)に出演する。MCの明石家さんまさんが、フェアリージャパンとの2年越しの約束を果たし、豪華クルージングへ。フェアリージャパンはさんまさんの前で「最後の演技」を披露する。

 さんまさんはフェアリージャパンの練習を見学したり、食事会を開催したりするなど応援し、2019年に「金メダルを取ったらハワイ、入賞でクルージング」という約束を交わした。結果は8位入賞。さんまさんは今回、約束を果たし、選手たちと山崎浩子強化本部長をもてなす。

 番組でフェアリージャパンは、「今年一番の失敗は?」など、さんまさんに根掘り葉掘り「今だから聞きたい」質問を投げかける。山崎強化本部長が「まだ結婚したいと思いますか?」と問いかけ、さんまさんと意気投合する場面も。さんまさんから選手らへの質問では、大技でミスが出て悔しい演技に終わった東京五輪の「涙の裏側」が初めて明かされる。

 2004年から日本代表を指導し、時には厳しく、時には母親のような優しさで選手たちを支えてきた山崎強化本部長は、東京五輪後の世界選手権で退任することが決定。最後の仕事は、フェアリージャパンを世界選手権の表彰台に導くことだった。

 そんな中、東京五輪でメダルを逃した、最年長の松原梨恵選手とキャプテンの杉本早裕吏選手は気持ちを切り替えられず、杉本選手は2カ月後に迫った世界選手権に向けて練習が再開されても、代表に合流しなかった。「松原さんと杉本さんが残ってくれるかどうかで世界選手権の舞台に立てるかどうかが変わる」と思った山崎浩子強化本部長は、2人に「あなたの2カ月を私にください」と言葉をかけたという。2人も出場した世界選手権では、見事に銅メダルを獲得。有終の美を飾り、2人は引退した。

 現役引退を決める選手がいる中、「今まで練習してきた演技を今回さんまさんに見てもらいたい」というフェアリージャパンは、さんまさんの前で演技を披露。東京五輪で失敗した足で2本のフープを投げる大技や、3人が重なり合う日本のオリジナル技「ミルフィーユ」、5人全員が足で手具を投げる大技にも挑む。

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