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公開中の劇場版アニメ「ボス・ベイビー ファミリー・ミッション」(トム・マクグラス監督)で日本語吹き替え版の声優を務めた多部未華子さん。「2021年はとにかくバタバタしていた」と振り返りながらも公私共に充実した様子の多部さんに、時間に追われる暮らしの中で発見した時短術や新たな目標、2022年の抱負などを聞いた。
◇「これなら自分でもできる!」時短のコツが見つかった
多部さんは、2020年に放送された連続ドラマ「私の家政夫ナギサさん(わたナギ)」(TBS系)で、片付けが苦手で家政夫のナギサさんに支えてもらう主人公・相原メイを好演した。自身もメイと同じく「整理整頓がものすごく苦手」だといい、「私にも本当にナギサさんが必要なくらい、全然できなかったんです」と笑顔で明かす。
最近は、以前よりさらに忙しくなったことで、時短の必要に迫られ、「いかに効率よく服を片付けられるか研究した結果、『これなら自分でもできる!』という方法がやっと見つかったんです」とうれしそうに語る。
「そもそも“引き出しにしまう”という行為が自分には向いてないことに気づいて、お店のようなオープンの仕切り棚に買い替えたんです。Tシャツやデニムなどを種類ごとに分け、棚に積み上げるだけ。引き出しにしまわないことがポイントです」
そして、「これに限らず、できないことはできないと潔く認め、自分がラクにできる方法でやればいい。30歳を過ぎてようやくそれに気づいて、最近どんどん生きやすくなってきました」と語る。
料理も「シソを切る際に包丁を使わず、ハサミで切る」などの自分に合った時短を実践。「子供の頃から母が作る手料理が好きで、(今は)母がレシピを書いてくれる」と明かしながら、自分が料理をする際は「料理アプリを開いて、『料理名 簡単』でつい調べてしまいます。ため息をついてしまうくらい、自分はキッチンに立つのが好きではないんです。自分に合った“手の込んだように見える”おいしい料理のレパートリーをたくさん増やすのが目標ですね」とちゃめっ気たっぷりに話した。
◇2021年は覚えていないくらいバタバタ
「2021年は覚えていないくらいバタバタしていて、毎日気づいたら日付が変わっているような感じでした。せめてもう少し余裕を持って有意義に一日を使えるようにしたいのですが、きっと10年後も変わらずバタバタしてるんだろうな……」と思いをはせた多部さん。
コロナ禍も鑑みつつ、2022年は「多くの方が我慢していたでしょうから、2022年は伸び伸びできる年になったらいいですね。私も早く伸び伸びしたいです!」と笑顔を見せた。
(取材・文/渡邊玲子)
*……「ボス・ベイビー ファミリー・ミッション」 見た目は可愛い赤ちゃんなのに中身はおっさんというボス・ベイビーが主人公。今回は前作の25年後が舞台で、大人になり疎遠になっていたボス・ベイビーと兄のティムが、ボス・レディによって“赤ちゃん返り”させられ、潜入捜査に向かう……というストーリー。多部さんはボス・レディの声を演じた。