あなたにおすすめ
マックスマーラ:波瑠、柔道・阿部兄妹、内田理央、のん、ローラがドレスアップ! 8年ぶり公の場になった3児の母・加藤あいも
女優の杏さんが2月17日、東京都内で行われた映画「とんび」(瀬々敬久監督、4月8日公開)の完成披露舞台あいさつに出席した。重松清さんのベストセラー小説が原作。杏さんは自身が演じた役の登場場面が「昭和から平成になったくらいの1980年代後半」だったといい、「髪の毛もメークも魅力的だった。その時代を生きられて面白かった」と撮影を振り返った。
同小説はこれまで2度テレビドラマ化されており、今回が初めての映画化。物語の舞台は広島県備後市。ヤス(市川安男、阿部寛さん)は、愛妻との間に待望の息子アキラ(市川旭、北村匠海さん)を授かったが、ようやく手に入れた幸せは、妻の事故死で無残にも打ち砕かれてしまう。親の愛を知らずして父になったヤスは、仲間たちに助けられながら、不器用にも息子を愛し育て続けた……というストーリー。
杏さんが演じたのは、シングルマザーで成長したアキラの婚約者。「原作を読んで泣いて、台本を読んで泣いて、映画を撮影して泣いて、試写で泣いて……。公開されたらトラック何台分の涙が出るのか」と感動作をアピールした。
舞台あいさつには主演の阿部寛さん、北村匠海さん、薬師丸ひろ子さん、麻生久美子さん、安田顕さん、大島優子さん、瀬々監督も参加した。
アキラの母を演じた麻生さんは同作の撮影は「久しぶりの映画だった」と明かし、「撮影ワンシーンに1日かけるぜいたくな撮影で、その場にいられて幸せだった。ちょうど、小さいアキラと同じくらいの息子がいるので、役にはスッと入れましたね」と語っていた。