今週のイケメン：松坂桃李、結婚し「家事をするように」　窪田正孝「言霊はある」　林遣都は舞台初日に気合　後編

　1週間のイケメン有名人の話題を紹介する「今週のイケメン」。今回（3月29日～4月4日）は、俳優の松坂桃李さん出演する新CMの放送が始まった話題、俳優の窪田正孝さんが映画の完成披露舞台あいさつに出席した話題、俳優の林遣都さんが出演する舞台の会見に出席した話題などが注目された。前後編で取り上げる。

　松坂さんが出演する転職スカウトサービス「リクルートダイレクトスカウト」（リクルート）の新テレビCMの放送が3月31日、始まった。インタビューでは「結婚して家事をするようになって、仕事に行く前と帰宅後に何をするかスケジュールを頭の中できちんと組み立てるようになりましたね」と、2020年12月に結婚を発表した女優の戸田恵梨香さんとの生活を明かした。

　最近取り組んでいることとして「そば打ち」を挙げ、「独学でそば作りを研究しているのですが、本当に奥が深くて難しいんです。そば打ちセットを買って、汗をかくほどそばをこねたりしています（笑い）」とコメント。「うちは家事に関してはできる人がやっているので、自分の余った時間を意図的に作ってその時間で家事をして、その上で余った時間でそばを打ったりしています」と語った。

　窪田さんは4月4日、東京都内で行われた映画「劇場版ラジエーションハウス」（鈴木雅之監督、4月29日公開）の完成披露舞台あいさつに出席。“病の第一発見者たち”を描く同作の内容にちなみ、最近発見したことを聞かれると、「家に観葉植物があるんですが、植物に話しかけると花が速く開く」と回答して周囲を驚かせた。

　「『ありがとう』とか『おはよう』とポジティブな言葉をかけてあげると、1週間で2枚大きな（花が）パサっと（開く）」と続け、「言霊はあるんですよ。ちゃんと話しかけてあげると、喜んで育つ」と語った。

　映画は、窪田さん主演で2019年、2021年に放送された人気ドラマシリーズ「ラジエーションハウス～放射線科の診断レポート～」（フジテレビ系）の劇場版。ドラマは、病院の放射線科「ラジエーションハウス」を舞台に、診療放射線技師らの活躍を描いた。今回は、感染症が蔓延（まんえん）する離島で奮闘する杏（本田翼さん）と、共に立ち向かう五十嵐唯織（窪田さん）たち「ラジエーションハウス」のメンバーの姿を描く。

　林さんが出演する舞台「パルコ・プロデュース2022　『セールスマンの死』」が4日、PARCO劇場（東京都渋谷区）で初日を迎え、林さんらメインキャストが同所で行われた会見に出席した。林さんは「1カ月間、毎日みっちりと稽古（けいこ）して部活のようだなと。今日の稽古が終わって演出家のショーン・ホームズさんがみなさんを集めてお話をしてくださったのが部活の監督みたいで。今日からみんなで一緒に試合に臨んでいくような気持ちになり、グッときました」と語った。

　「セールスマンの死」は、アメリカの劇作家アーサー・ミラーによる戯曲で、「トニー賞」「ニューヨーク劇評家賞」「ピュリツァー賞」を受賞した近代演劇の金字塔。過酷な競争社会や若者の挫折、家庭の崩壊を描いた。林さんは、段田安則さんと鈴木保奈美さんが演じる夫婦の次男・ハッピーを演じる。4月29日までPARCO劇場で上演。5月に長野、京都、愛知、兵庫、福岡でも上演される。