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ディーン・フジオカ:令和版「HOTEL」で“ホテル座の怪人”に 「職業病?に悩まされています」

 俳優のディーン・フジオカさんが、9月にWOWOWで放送される「連続ドラマW HOTEL -NEXT DOOR-」(全6話)で主演を務めることが6月8日、明らかになった。石ノ森章太郎さんの名作マンガ「HOTEL」が原作。1990年代にドラマ化され話題になった。今回はその四半世紀後、ホテル競争が激化した現在に舞台を移し、ホテル「プラトン」の凋落と危機をフルオリジナル脚本で描く。ディーン・フジオカさんは同ホテルのやり手の総支配人で “ホテル座の怪人”と呼ばれる三枝克明を演じる。

 ディーン・フジオカさんは「自分自身これまで移動の多い人生だったので、国内外問わず多くのホテルを利用してきました。従業員・宿泊客ともに多種多様な人間の交差点でもある『ホテル』という文化自体に以前から興味があったので、オファーをいただき非常にうれしかったです」と思いを明かし、「今回ホテルの総総支配人を演じたことで、普段ホテルを利用する際に『ここがこうだったら、さらに良くなるのに!』などと頭の中で勝手に総支配人モードになってしまう職業病?後遺症?に悩まされています(笑い)」とおちゃめに語っている。

 ディーン・フジオカさんはWOWOWドラマ初主演。演じる主人公・三枝克明は、凋落著しいホテル「プラトン」の再建のために総支配人として招へいされたホテル経営のプロ。国内外の経営不振のホテルに出没し、整理・解体・売却を請け負うとうわさされるやり手で “ホテル座の怪人”と呼ばれている。驚くべきスピードでホテルの全領域に業務改革のメスを入れていくが、実は彼にはある秘密と大きな別の目的があって……という役どころ。

 今作の脚本についてディーン・フジオカさんは「石ノ森先生の原作を令和版に再構築したフルオリジナル脚本で、とても読み応えがありました。特に、負のスパイラルを正のスパイラルに変えていくための改革を実践していく三枝克明という存在に深い共感を覚えました」とコメント。

 見どころについては「“ホテル座の怪人”こと三枝克明が、ホテルの全領域に業務改革のメスを入れていくそのメスさばきにも注目ですが、最後までご覧いただくことで解き明かされる三枝の隠された目的にきっと多くの方が心を揺さぶられると思います」と話し、「『ホテル』という題材を通して、今の日本の職場環境が抱える問題とその改善策を楽しみながら考えるきっかけになる本作品、ぜひ放送をご期待ください」とメッセージを送った。

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