世界遺産：大河のようなヌーの大移動も　300万頭の野生動物が暮らすアフリカの「セレンゲティ国立公園」を空から撮影

　女優の杏さんがナレーションを務める、TBSのドキュメンタリー番組「世界遺産」（日曜午後6時）。8月21日は「セレンゲティ国立公園～300万頭！アフリカの動物王国～」と題し、タンザニアのセレンゲティ国立公園を取り上げる。

　セレンゲティ国立公園は大自然の美しさと生物の多様性によって、1981年、世界遺産に登録された。最大の特徴はどこまでも続くサバンナ。先住民の言葉で「果てしない草原」という所以である。サバンナでは300万頭もの野生動物たちが、弱肉強食のドラマを毎日繰り広げている。

　番組では今回、空からサバンナを撮影。一番の見どころは150万頭ものヌーの大移動。新鮮な草を求めて季節ごとに移動するヌーの一群は、空から撮影するとまるで川の流れのようなうねりを見せる。セレンゲティ国立公園のエリアもヌーの移動に合わせて決められたという。このほか、ゾウやチーターなど多種多様な動物も登場する。