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ロンドン在住の歌手で女優の今井美樹さんが9月3日、東京都内で、ナレーションを担当したドキュメンタリー映画「紅花の守人 いのちを染める」(佐藤広一監督)の初日舞台あいさつに登場した。同作の公開に合わせて帰国した。ロンドンの自宅でナレーションの収録をしたと明かし、「ものすごく即席でやりました」と娘のストッキングを使ったと明かした。
映画は、紅花を巡る長編ドキュメンタリー。利便性とはかけ離れた紅花文化を慈しみながら守り継ぐ人々の姿を4年の歳月をかけて記録した。
今井さんはかつて、紅花の栽培過程が描かれるジブリのアニメーション映画「おもひでぽろぽろ」(高畑勲監督)でヒロイン・タエ子役の声優を担当したことから、今回のナレーションのオファーを受けたことを「不思議なご縁」と表現した。
「ロンドンはコロナの影響でとても厳しいロックダウンがありました。それで(自宅に)ひきこもっていました。そういう中で、日本との行き来もできなくなっているそんなとき、このお話を聞いた。『紅花の映画のナレーション? どうして私を思いついてくれたのか?』と思った。そう思った瞬間に『ああ、タエ子ちゃんね! そうか、タエ子ちゃんが私を引っ張ってくれたんだな』と思いました」とほほ笑んだ。
収録当時を「夫の布袋(寅泰)は日本に帰っていて、(音の収録などに)詳しい人がいなかったんです。まずはいろんな部屋で試しに録ってみた。キッチンとか、ダイニングとか他の部屋とかでやりました。そして後ろに洗濯機がグルグル回っている隣の小さな私の部屋でやったら、(製作関係者が)『そこがいい』というから、『ここですか!?』と思いました」と説明した。
一方で、マイクの音質が問題になったため、「娘のストッキングをもらってジョギジョギ切って、輪ゴムでとめて、それで色々試したら『ストッキングありがいい』となりました(笑い)」と明かした。 舞台あいさつには、佐藤監督、紅花農家で出演者の長瀬正美さんも出席した。